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アーカイブ:2022年 8月
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水素・アンモニア事業で協業へ【伊藤忠商事/ロッテケミカル】日韓の脱炭素・エネルギートランジションへの貢献目指し
伊藤忠商事は7月、韓国の総合化学メーカーであるロッテケミカルとの間で、脱炭素社会実現を目指した水素・アンモニア分野での協業に関する基本合意書を締結した。合意に基づき両社は、日韓両国において重要な役割を担うことが期待されている水素・アンモニアについて、取引やインフラ活用調査などを共同で検討していく。 -
最新の「代替燃料船ガイドライン」を公表【日本海事協会】アンモニア燃料の安全要件を追加
日本海事協会(ClassNK)は7月8日、「代替燃料船ガイドライン(第2.0版)」を発行した。アンモニア燃料船について具体的な要件を追加し、代替燃料船の設計に当たっての指針を提供している。 -
バイオマス発電所のDXを推進する制御パッケージをイーレックスより受注=JFEエンジニアリング
JFEエンジニアリングは今般、バイオマス発電や火力発電などボイラの燃焼を伴う発電(ボイラ発電・汽力発電)プラント向けに開発したビッグデータ活用技術のパッケージサービス「RODAS」を、再エネ発電事業者のイーレックス(東京都中央区)グループより、複数拠点の運用システムとして一括受注した。 -
太陽光パネル張替・増設時も認定時の買取・基準価格を一部維持へ≪経産省方針≫「リパワリング」促進へ方針転換
経済産業省は、FIT・FIP案件太陽光発電所の太陽光パネル張替・増設に関して、従来の規定を見直し、パネル張替・増設後も既設分は認定時の買取価格・基準価格を認める方向で検討に入った。8月に開催された、経済産業大臣の諮問機関である総合資源エネルギー調査会の専門家会合(委員長=山地憲治・地球環境産業技術研究機構理事長)で表明された。太陽光の「リパワリング」を制度的に容認することで長期稼働に繋げる。 -
ガス事業者向けソリューションの提供開始【東京ガス/東京ガスネットワーク】インフラ設備の遠隔監視・制御を実現
東京ガスと同グループでガス導管事業を展開する東京ガスネットワークはこのほど、ガス事業者向けインフラ設備の遠隔監視・制御ソリューションの提供を開始した。東京ガスが提供する「JoyWatcherSuite」(ジョイウォッチャースイート)を活用し、東京ガスネットワークが提供する都市ガスの整圧器(ガバナ)を遠隔監視・制御する。 -
UAEでクリーンアンモニア・サプライチェーンの実証【INPEX/IHI/商船三井】IHI製アンモニア焚きタービンで燃焼実験
INPEX(旧・国際石油開発帝石)、IHI、商船三井の3社はこのほど、アラブ首長国連邦(UAE)と日本を結ぶクリーンアンモニア・サプライチェーンの実証を実施したと発表した。今回、実証で使用したクリーンアンモニアは、肥料メーカー大手のファーティグローブ(アブダビ首長国)が、アブダビで生産された天然ガスから製造し、アブダビ国営石油会社(ADNOC)が供給したもの。アンモニア生産時に排出されたCO2を回収し、INPEXが参画するアブダビ陸上油田で同CO2を地下に圧入することで、CO2排出量を抑制した。 -
ガスタービンで液体アンモニア100%燃焼【IHI】CO2フリー発電を達成
IHIはさきごろ、ガスタービンで液体アンモニアのみを燃料とする、CO2フリー発電を実現したと発表した。今回、IHI横浜事業所の2,000kW級ガスタービンに、新たに開発した燃焼器を搭載して試験を実施した。その結果、70~100%の高いアンモニア混焼率でも温室効果ガス削減率99%以上を達成した。 -
スマートソーラーが開発する非FIT太陽光を伊藤忠が優先保有へ
スマートソーラー(千葉県木更津市)と伊藤忠エネクス(東京都千代田区)は、スマートソーラーが今後開発予定の事業用太陽光発電所を、伊藤忠エネクスが優先的に検討のうえ保有してくことについて基本合意をした。 -
タイでガスコージェネ発電所の設備更新事業に参画【Jパワー】エネルギー利用率向上を実現
電源開発(Jパワー)はこのほど、タイのエグコ・コージェネレーション・カンパニー(エグコ・コジェン社)が運営するガスコージェネレーション発電所の設備更新事業に参画したと発表した。 -
大型ガス運搬船のコンセプト設計でAiP取得【三菱造船】燃料をLPGからアンモニアに転換可能
三菱重工グループの三菱造船(横浜市)はこのほど、VLGC(大型ガス運搬船)の主燃料をLPG(液化石油ガス)からアンモニアに転換することを想定したLPG燃料VLGCのコンセプト設計を完了し、日本海事協会(ClassNK)から基本設計承認(AiP)を取得したと発表した。 -
≪欧州レポート≫ドイツは原発延長に向けた2度目のストレステストを実施へ ~国内エネ供給より「EU内政治力学」の影響か?
ここに来て、または、いつも通りドイツが動揺している。ガスの節約が思うようにいかず、さらにロシアからのガスを輸送する海底天然ガスパイプライン、ノルドストリーム1が再稼働しない可能性も高いため、原発延長の可能性を再度検証するというものだ。これにはEUからの圧力もある。 -
世界初、アンモニア燃料タグボートのAiPを取得【日本郵船/IHI原動機】アンモニア燃料関連機器を搭載
日本郵船とIHI原動機は、研究開発中のアンモニア燃料タグボート(A-Tug)について、日本海事協会(ClassNK)から基本設計承認(AiP)を取得した。NEDO・グリーンイノベーション基金事業「アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の開発」の一環。アンモニア燃料タグボートが日本海事協会から基本設計の承認を取得するのは初。 -
車載用LiB世界市場、2030年には現在の約3倍から4倍に拡大か≪矢野経済調べ≫エネルギー政策や部材・半導体不足の動向によって将来予測に幅
市場動向のリサーチ会社である矢野経済研究所(東京都中野区)は、電気自動車(EV)などの動力源として電力を供給する車載用リチウムイオン電池(LiB)の世界市場を調査。その結果を発表した。 -
再エネアグリゲーションサービスを開始【東北電力】再エネ事業者の業務を代行
東北電力はこのほど、特定卸供給事業者(アグリゲーター)制度におけるアグリゲーターライセンスを取得し、再エネアグリゲーションサービスの提供を開始した。アグリゲーターとして再エネ事業者の業務を代行するサービスを提供する。