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アーカイブ:2023年 3月
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EV充電設備のシェアリングシステム構築実証実験開始【関西電力】将来的には一般EVユーザーへの充電器貸し出しも視野に
EVの充電設備をシェアするネットワークサービスの構築に向けた新たな実証実験が、関西電力など12社協働で始まった。実証実験では既設の急速充電器・普通充電器(3社合計で4地点)をシェアリングとして提供する。他方でパートナー企業各社には住友三井オートサービスグループからEVの車両が貸し出される。 -
自社HEMSの機能を更新 エコキュートとV2Hシステムの自動操作が可能に
HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント システム)の企画・開発・製造を行うNature(横浜市)は、同社のHEMS「Nature Remo E(ネイチャーリモイー)」でエコキュート(ヒートポンプ給湯器)とV2Hシステム(EV充放電器)の自動操作が1月25日より可能になったと発表した。また、電力の「自家消費スコア」の表示機能も同時にリリースした。 -
IoEプラットフォーム「Ecogenie+」が高圧スマートメーター・Bルートに対応開始【NextDrive】シーキューブ・三重支店で採用、系統電力・太陽光・EV統合管理実施
NextDrive(東京都港区)はこのほど、NTT通信設備工事の設計・施工・保守を手掛けるシーキューブ(愛知県名古屋市)の三重支店(三重県松阪市)で、IoEプラットフォーム「Ecogenie+」が受電電力、太陽光発電量、EV充放電器を統合管理するエネルギー管理システムとして導入されたと発表した。「Ecogenie+」で、高圧スマートメーターBルート(スマートメーターと建物内機器間の通信経路)を利用する。 -
モジュール・蓄電池システム・追尾式架台など太陽光のトレンド捉えた新製品続々と展開へ【トリナ・ソーラー・ジャパン】「スマエネWeek春」会場で発表
トリナ・ソーラー・ジャパンはこのほど、「スマートエネルギーWeek2023」に出展し、新商品であるVertexシリーズの新N型TopConセルを搭載した太陽光モジュールラインアップのほか、大型産業用蓄電池、住宅・施設用電池システム、ポータブル蓄電池ラインアップやトリナトラッカーソリューション(追尾式架台)を紹介した。 -
燃料電池で再エネ発電量の変動を抑制、CO2排出削減最大化目指す実証開始【トヨタ自動車九州/ヤンマー/AAKELほか】需給の精緻な予測技術も盛り込み
2050年カーボンニュートラル達成を念頭として、水素を軸にした環境と経済の好循環を福岡に生み出すべく、県下の産官学が結集する「福岡県水素グリーン成長戦略会議」。同会議が2022年9月に公募・採択した実証事業「水素ファクトリー開発モデル事業」で、今般、事業の内容が公表された。 -
北海道で21MW陸上風力発電所運開《Jパワー/シン・エナジーの「江差風力発電所」》旧発電所の設備更新、4,000kW級大型風車採用
発電事業者の電源開発(Jパワー)と、再エネ発電事業・発電所開発事業などを展開するシン・エナジー(神戸市中央区)は、北海道西部の江差町における陸上風力発電所である「江差風力発電所」の営業運転を2月に開始したことを発表した。 -
55MW「秋田港洋上風力発電所」運開 能代港案件含めて140MW、国内初の商業ベースでの大型洋上風力発電プロジェクトが全面的に運開
1月、秋田港(秋田市)の港湾区域で風力発電を行う港湾洋上風力発電事業案件である「秋田港洋上風力発電所」が商業運転を開始した。発電所には4.2MWの着床式風車を13基導入し、設備容量は約55MW。発電した電力はFIT制度を活用して東北電力ネットワークに売電する。 -
栃木県宇都宮市で新たな太陽光発電所開所【シナネン】「1,000年に一度の大雨」に耐える設計で地域共生図る
シナネンは、栃木県宇都宮市で新たな太陽光発電所「宇都宮シナネンソーラーパーク」が完成したことを発表した。パネル出力2,880kW・AC出力1,980kW、初年度の年間発電量は、一般家庭約811世帯の年間使用電力量に相当する約3,505kWhを見込む。発電した電力はFIT制度を活用して売電する。 -
75MW木質バイオマス発電所が苫小牧市で運開【双日/日本製紙】日本製紙工場内を発電所敷地に
双日と日本製紙は2月、2020年5月より北海道苫小牧市内で建設を進めていた木質バイオマス専焼の発電所が竣工し、商業運転を開始したことを発表した。発電容量は7万4,950kW(74.95MW)、年間の発電量は「一般家庭約16万世帯分の年間電力消費量に相当」する量とされている。発電した電力はFIT制度を活用し売電される。 -
国内の木質バイオマス由来バイオ炭が欧州の品質認証取得【フォレストエナジー】農地施用に次いで建設資材利用でのカーボンクレジット発行可能に
木質バイオマスの発電事業開発・関連機器取扱・発電事業などを展開するフォレストエナジー(東京都品川区)は2月、稼働中の木質バイオマス発電所から得たバイオ炭について、スイスの国際機関であるカーボン・スタンダードから品質認証を取得した。 -
設備損害時にCO2削減コストを補償する保険 販売開始【みずほ丸紅リース/損保ジャパン】太陽光発電PPA導入企業向け
みずほ丸紅リースと損害保険ジャパン(損保ジャパン)はこのほど、PPA(電力販売契約)を利用して自家発電用太陽光発電設備を導入する企業向けに、カーボンクレジット(削減量)の調達にかかる費用を補填する新たな保険サービスを開発し、1月より販売を始めた。 -
参画する「パワープラント津波瀬」が津市で運開【東北電力】パネル出力約5万1,000kW、連系出力3万5,000kW
東北電力は2月1日、同社が出資参画するメガソーラー「パワープラント津波瀬」が三重県津市で商業運転を開始したと発表した。パネル出力は約5万1,000kW、連系出力は3万5,000kW。1年間に一般家庭約2万世帯以上に相当する電力を発電し、FIT制度に基づき中部電力パワーグリッドに売電する。 -
持続可能な地域づくりを目指し包括連携協定締結【山口県柳井市/Terra Motors】市公共施設にEV充電器を無償設置へ
EV充電インフラ「Terra Charge(テラチャージ)」を提供するTerra Motors(東京都港区、テラモーターズ)と山口県柳井市は、3月13日、持続可能な地域づくりを目指し包括連携協定を締結した。手始めに柳井市の公共施設にテラチャージを導入する。3kWのEVコンセントないし6kWのEV用普通充電器100基を、公共施設に無償で設置。柳井市は脱炭素化の取り組みを周知して利用を促す。 -
北拓と商船三井が洋上風力O&M人員育成を共同で推進へ 資源エネ庁「洋上風力発電人材育成事業」に採択
風力発電メンテナンスの専門企業である北拓(北海道旭川市)と、海運業大手の商船三井(東京都港区)は、経済産業省資源エネルギー庁の令和4年度「洋上風力発電人材育成事業費補助金」における補助事業者の公募で採択された。今般、採択事業の詳細を公表している。 -
大塚製薬の2工場で新たに自家消費太陽光稼働 証書活用と併せて排出CO2削減を推進
大塚製薬は2月、同社の高崎工場(群馬県高崎市)と徳島板野工場(徳島県板野町)に、自家消費用太陽光発電設備を導入したことを発表した。