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アーカイブ:2023年 8月
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デンマークの海運事業者とe-メタノール仕様作業船の傭船契約締結【オーステッド】洋上風力用の船舶航行でも炭素削減へ
オーステッドは、デンマークの海運会社(海上資源開発事業などでの船舶運用が中心)であるESVAGTとの間で、ESVAGTが開発・保有するメタノール燃料仕様の海上作業支援船(SOV、エレベーター船の曳航などに従事する船舶)の新たな傭船契約を締結した。 -
洋上風力発電事業用・無人海上観測船を開発【オーステッド】1年間連続で航行・運用可能
デンマークに本社を置き洋上風力を始めとした発電事業を展開するオーステッドは、海上における気象・海象観測用の無人水上船舶(USV)を開発した。実証を踏まえて今後、生産ラインに乗せ上市することも決定している。 -
使用済み太陽光パネルの有価物化リサイクル実証実験開始【PVリボーン協会/新見ソーラーカンパニー】オリジナルの熱分解装置で解体
(一財)PVリボーン協会(岡山県西粟倉村)と新見ソーラーカンパニー(岡山県新見市)は、日本PVプランナー協会(東京都千代田区)の協力を得て、使用済パネルからの原材料の抽出と、その有価物としての販売を実施する実証実験を行う。 -
蓄電所事業を共同展開へ【レノバ/出光興産/長瀬産業/SMFLみらいパートナーズ】姫路市内の製油所跡地内に48MWh系統用蓄電池設置へ
レノバは8月1日、出光興産、長瀬産業、SMFLみらいパートナーズと共同出資を行い、系統用蓄電池事業を開始すると発表した。合同会社姫路蓄電所を設立し、兵庫県姫路市の出光興産兵庫製油所跡地内にコンテナ型蓄電システムを設置する。リチウムイオン電池を用いて出力15MW、容量48MWh、2025年10月の事業開始を予定する。 -
ヌカベ・甘楽工場(群馬県)にオンサイト型PPAサービス提供【NTTスマイルエナジー】年間314MWhの再エネ電力を自家消費
NTTスマイルエナジー(大阪市中央区)は7月、ヌカベ(群馬県高崎市)に対してオンサイト型PPAサービス「スマイルそらえるでんき」の提供を開始した。屋根上で発電した再エネ電力を甘楽工場施設内に供給し、使用量に応じた料金をヌカベからNTT-SEに支払う。この太陽光由来再エネ電力の年間の「自家消費」量は314MWhを想定。 -
系統用蓄電池事業に本格参入へ【JFEエンジニアリング】熊本県内に8.4MWh蓄電池を導入
JFEエンジニアリングは、J&S蓄電合同会社を設立し、系統用蓄電池事業に本格参入すると発表した。JFE商事グループの九州テックが熊本県玉名郡に所有する用地に、系統用蓄電池(定格出力1,999kW、定格容量8,400kWh)を設置する。今年度下期より建設を開始し、来年10月に運転開始を予定している。 -
調布市内の小中学生招き夏休みの再エネ・環境特別学習を開催【東京都調布市/NTT東日本ほか】メタン発酵プラントで地域資源循環を実体験
NTT東日本・東京武蔵野支店(東京都府中市)はこのほど、調布市、京都大学農学研究科農業システム工業分野(京都府京都市)、ドルトン東京学園中等部・高等部(東京都調布市)およびビオストック(北海道帯広市)と共同で、メタン発酵技術を活用したエネルギー生産型資源循環に関する夏休みの特別環境学習「再生可能エネルギーって何だろう」を開催した。当日は、調布市内の小中学生と保護者21名が参加した。 -
自己託送で再エネ電気をグループ内に供給【ミネベアミツミ】発電・電力供給一貫サービスを採用
ベアリング・電子部品・自動車部品などの製造販売を行うミネベアミツミ(長野県御代田町)は、所在地がそれぞれ離隔しているグループ内施設で太陽光発電を行い、その発電電力を自己託送で供給する取り組みを開始した。 -
温対法・促進区域で実施する再エネ事業の募集開始【徳島県阿南市】50カ所以上の市所有施設・土地を皮切りに設定
徳島県の南東部に位置する阿南市(人口約7万人)は今般、地球温暖化対策推進法(温対法)に基づき市内に設定した、地域脱炭素に資する再エネ事業の促進区域に関して、促進区域で行われる地域資源を活かした再エネ事業(地域脱炭素化促進事業)の実施事業者(事業認定)の応募を開始した。 -
日本果実工業へPPAで再エネ電力を供給【テス・エンジニアリング】工場の年間電力需要量の約3%を賄う
テス・エンジニアリング(大阪市)は今春、日本果実工業山口工場(山口市)に対し太陽光発電のオンサイトPPA(電力購入契約)モデルを活用した再エネ電力の供給を開始した。発電容量は約1,000kWで、想定年間発電量は同工場の年間電力需要量の約3%に相当する約112万kWh。日本果実工業は再エネ電力を工場で使うことで、約495トンのCO2排出量削減を見込む。 -
風車ブレードの点検ソリューションに新機能追加【センシンロボティクス】スマート保安加速で更なる作業効率化・安全性向上
ロボティクス(東京都品川区)は、展開している風力発電用風車の設備点検用ソリューションに新たな2種類の機能を追加した。いずれも同社の風車ブレード点検アプリケーション「BLADE Check」(ブレード・チェック)に関する機能追加で、設備点検のデジタル化を推進する「スマート保安」に類する。作業の更なる効率化・安全性向上を可能にしている。 -
千葉県白井市の公共施設へ再エネ電力を供給【京葉ガス/TNクロス】太陽光発電PPA事業者に選定
京葉ガス(千葉県市川市)と再エネ事業を手掛けるTNクロス(東京都千代田区)はこのほど、共同で千葉県白井市「公共施設再生可能エネルギー設備導入等事業(PPA事業)」の実施事業者に選定された。同市役所本庁舎・東庁舎と保健福祉センターに、太陽光発電設備、蓄電池、附帯設備を導入し、発電した電力を施設に供給する。 -
EV充電スマート分電盤が最大10kWまで対応可能に【ユビ電】福岡市のマンションで採用決定
電気自動車(EV)充電サービス「WeCharge」を展開するユビ電(東京都港区)は7月10日、同社のEV充電スマート分電盤「WeCharge HUB」を6kW標準対応とし、最大10kWまで対応可能となったと発表した。 -
北海道産・水力由来の実質再エネ電力で地元銘菓「白い恋人」製造【石屋製菓/エネットほか】製造元の使用電力CO2排出実質ゼロ達成に貢献
北海道土産の定番である銘菓「白い恋人」を製造する石屋製菓(札幌市西区)は7月、同社が事業で使用する電力が全量、排出CO2実質ゼロを達成したことを発表した。 -
水上太陽光で同社初のオフサイトPPA事業開始【三井住友建設】泉佐野市の農業用ため池に新設
三井住友建設(東京都中央区)はこのほど、水上太陽光発電で同社初となるオフサイトPPA(電力購入契約)事業を開始したと発表した。パネルの面積は合計約3万5,000平方m。発電出力は2,797kWで、年間発電量は一般家庭1,170世帯分の使用量に相当する約350万kWhを見込む。