【「農業Week」で注目】②翔栄クリエイト アグリ事業部:ソーラーシェアリングへの展開も視野に入れて安心・安全な農業目指す

【注目のブース「諸岡」より続く】

翔栄クリエイトは2018年に群馬県前橋市と茨城県竜ケ崎市に自社農場を開設し、農業に参入した。2019年には岐阜県美濃加茂市にも農地を取得。前橋と龍ヶ崎では固定種・在来種を自然農法で栽培、美濃加茂では同様の固定種、自然農法の農場を整備しつつ、一部をソーラーシェアリングでの営農とする予定だ。目標は安心安全な野菜をつくり、より多くの消費者に届けること。また自家採種により、持続可能な農業を目指す。

[画像・上:農場での作業風景]

昔の野菜は味が濃かった、そうした記憶を持つ、もしくはそうした思い出話を聞いたことのある人は多いだろう。その差は種子にあるという。

現在、市場で流通する野菜の大半は、「F1品種」の種子から栽培される。F1すなわち雑種第一代に限り、優性の形質が現れることや雑種強勢により生育がよくなることを利用し、形が揃った作物を安定して収穫するためだ。均質的な野菜を大量に供給するのに適するが、種子は毎年購入することになる。第二代では形質が一定の作物が収穫できないからだ。

一方、固定種はF1品種と比べて収量は安定しないが、個性的な味や香りを楽しむことができる。固定種は採種を繰り返すことができ、同じ土地に播種していくことで、風土になじみ土地によって風味が変化していく。固定種が地域で受け継がれたものが在来種だ。その時代時代の人々が口にしたとき固定種の滋味を体感し、素材に用いる伝統料理などと一緒に伝えてきた。昨今、失われつつある固定種・在来種の種子も各地に存在する。固定種を自家採種し栽培することは、生物多様性の保全に繋がる。

翔栄クリエイトの農場では、農薬・化学肥料を使用しない自然農法で栽培している。同社は固定種を地域の生態系と調和させるのに、自然農法は最適な栽培方法だと考えている。例えば一般的な農法では肥料を使用するが、肥料は本来その土地が含まない成分だ。存在しない養分を補うことで栽培を成立させるのは、環境に負荷をかけ、持続可能な農法とは言い難い。そして固定種が自然農法で育つということは、その風土に受け入れられたということを示している。同社の農場では、約50種の固定種の栽培に成功している。

翔栄クリエイト アグリ事業部のみなさん

翔栄クリエイトは土の能力を最大限に生かす自然栽培で、固定種を自家採種することで種子を次世代に引き継ぎ、持続可能な農業に取り組んでいく。

ブース番号:15-16

翔栄クリエイトは農業Weekに出展する。同社の展開する宅配サービスに、固定種で自然栽培の野菜を供給できるパートナー探しを行う。

◆安心安全野菜の宅配サービス「翔栄ファーム」

翔栄クリエイトは自社農場で育てた野菜を、宅配サービスで提供している。旬の個性的な野菜が、ECサイトから購入できる。https://syouei-farmdeli.net/

◆食の安心・安全にこだわった「ビセットプラザ 東中野店」

翔栄クリエイトの野菜は通信販売だけでなく、店舗でも購入できる。同社が運営するビセットプラザ東中野店では、「自然を食べよう」をコンセプトに、同社が育てた野菜をはじめとした様々な安心・安全な食品を販売している。無農薬野菜や果実を使ったコールドプレス製法による「ビセットジュース」が人気だ。
【Be-set Plaza 東中野店】
住所:東京都中野区東中野3-7-23
電話:03-5337-5590
営業時間:11時~19時
定休日:毎週日曜日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Web版ログインページ
有料契約の方はこちらから
Web版ログインページ
機能限定版、試読の方は
こちらから

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る

プライバシーポリシー