【特集「全国小水力発電大会」】≪広洋技研≫除塵を中心に水処理現場の課題解決に繋がるトータル・エンジニアリングサービスを提供

【協和コンサルタンツより続く】

水処理機器を手掛ける広洋技研は、上・下水、工場、水産施設、レジャー施設、発電設備など幅広い分野に導入実績がある。水処理現場の課題解決に繋がるトータル・エンジニアリングサービスを提供できるのが強み。

小水力発電設備向けに、ワイヤーベルト式自動除塵機「ワイヤーベルトスクリーン」を紹介する。同設備は、浄水場の取水口用ポンプを落葉等から保護する目的で誕生した。除塵スクリーンがベルト状の構造で、下部で塵芥を捉え、駆動装置でベルトを上部に移動させ、回転ブラシが塵芥を除去する仕組み。人力での作業が一切不要となる。さらに、水路の運転水位により低速/高速での運転を自動切替でき、発電機の効率向上を実現する。

農水省発表のアンケートによれば、約7割の事業者が塵芥に困っている。除塵機未設置のため発電機が停止した場合、売電できない損失費と修復費等を合わせるとおよそ100万円程度の損失が発生するという。

同社は、農水省の平成26-28年度官民連携新技術研究開発事業(小水力発電施設の効率的な除塵対策に資する技術開発)の実証メーカーとして、ワイヤーベルト式自動除塵機「ワイヤーベルトスクリーン」を開発した。これまで、蟇沼(ひきぬま)第一・第二発電所(栃木県那須塩原市、那須野が原土地改良区連合)、大町新堰発電所(長野県大町市、東京電力ホールディングス リニューアブルパワー・カンパニー)、番屋川発電所(福島県下郷町、三峰川電力)など、全国14カ所の小水力発電設備に導入実績がある。

【出展ブース「イチオシ」に続く】

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