【令和元年度「新エネ大賞」】⑤「国内では22年ぶりに 出力7,000kWを超える松尾八幡平地熱発電所の導入」岩手地熱
- 2020/1/31
- 特集
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)01月27日付
⑤≪新エネルギー財団会長賞(導入活動部門)≫
「国内では22年ぶりに 出力7,000kWを超える松尾八幡平地熱発電所の導入」
岩手地熱
岩手県松尾八幡平地域の地熱資源を利用した「松尾八幡平地熱発電所」は、定格発電量7,499kW、送電出力7,000kWで、日本国内での7,000kWを超える地熱発電所の新規運転開始は、大分県の滝上地熱発電所以来22年ぶりとなる。
[画像・上:松尾八幡平地熱発電所]
軸流排気型シングル・フラッシュ蒸気タービンを採用し、発電効率の向上と共に建屋高さの低減と設備全体のコンパクト化を実現して周辺環境にも配慮。建設計画策定当初から地元八幡平市と連携した取組を継続しており、深く地元の理解を得ながら開発を進めた点なども評価されての受賞となった。
【⑥大林組ほか「短周期出力変動緩和対策用の蓄電システム」に続く】