テスラの蓄電池Powerwall取り扱い開始【横浜環境デザイン】太陽光との相乗効果も訴求
- 2020/4/24
- 蓄エネ
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)04月20日付

横浜環境デザイン(神奈川県港北区)はこのほど、テスラの住宅用定置式蓄電システムPowerwall(パワーウォール)認定施工会社となった。全国で8社目。それに合わせ、テスラの家庭用蓄電池システムPowerwallを同社ショールームに展示し、受注を開始した。
[画像・上:本社1Fのショールームの様子]
Powerwallは、蓄電容量13.5kWhの大容量システムで、4人世帯の1日分の消費電力をカバーする。全負荷型・200ボルト対応で、停電時でも通常と同様に全てのコンセント経由で家電製品を使用し日常生活を継続することができる。太陽光発電システムで充電すれば、さらに長時間効率的に電気を使い続けることが可能。コンパクトでスタイリッシュなデザインも特長となっている。
同社は、蓄電池システム販売を伸長させている。卒FITユーザーに加え、災害時の停電対策として引き合いが増えており、「Powerwallは40~50歳代の男性からの問い合わせが多い(同社)」とのこと。卒FITユーザーは50歳・60歳以上が中心と言われているが、テスラのブランド力から幅広い世代で関心が高いと見ている。
家庭用蓄電池システムの販売については、同社が太陽光発電システムを施工したOB顧客を中心に、卒FITユーザーに対して幅広く展開する。Powerwallは、初年度に400台の販売を目標としている。