動き出す国内RE100加盟企業の再エネ電力調達⓪PPA自家消費・証書・卒FIT活用…各社の強み活かしたソリューションルート確立に向け地固め着々 =イオン/丸井/大和ハウス/積水ハウス

事業活動で使用する電力の100%再エネ由来化を目指す企業群の国際イニシアチブであるRE100。グローバルの加盟数は日ごとに増加しており、4月15日時点で合計230社となっている。また加盟企業が2018年に消費した電力は228TWhにものぼる。

[画像・上:イオン藤井寺ショッピングセンターの屋根上に設置された、PPAモデルの自家消費型太陽光発電設備(提供:イオン)]

日本企業のRE100加盟企業はこのうち、現時点で最新である住友林業(3月31日加盟)を合わせて33社を占める。グローバルの加盟企業の3分の1が約75%の再エネ電力使用率を現時点で既に達成している一方で、2017年4月に日本企業として初めてRE100に加盟したリコーを皮切りに始まった日本企業の再エネ電力100%への取り組みが、ここへ来て徐々に具体的に動きつつある。

【①イオンへ続く】

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