技術研究所展示実験棟の省エネ改修工事完了【五洋建設】省エネ率72%を見込む

五洋建設はこのほど、同社の技術研究所展示実験棟(栃木県那須塩原市)の省エネ改修工事を完了し、運用を始めた。

[画像・上:太陽熱集熱パネル、直流給電装置(提供:五洋建設)]

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)化技術の実証研究を目的に改修した。最新技術を含めた多くの省エネ技術を建物内に配置し、融合させることで省エネ率72%(創エネ含まず)を見込んでいる。

同技術研究所は1967年に開設。約4haの敷地に水理実験棟、構造実験棟、多目的実験棟、研究本館・展示実験棟、屋外実験ヤード、ビオトープ実験場が立地。2017年には、海洋実験槽を新設している。

省エネ改修にあたっては、太陽光発電による直流給電システムなどによる「電気」の利活用効率化に加えて、水熱を利用した空調技術を導入する「水」、室内の空気の流れや状態を利用した空調技術を導入する「空気」、高断熱化や太陽熱利用などの「熱」、そしてそれらの設備をセンサーなどを用いて効率的に運用する「制御」の5つのコンセプトを置き、約30の技術を取り入れた。

改修後の同展示実験棟は、同社ZEBの取り組みを体感できる建物として導入した技術の運用効果を検証する。また、ZEB化・省エネ化や室内環境の研究開発を推進して顧客への設計提案や技術提案などに活用する。

同社は、昨年2月に施工した「久光製薬ミュージアム」(佐賀県鳥栖市)で建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の最高ランクの認証を取得した。同ミュージアムでは、ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)や各種制御など多くの省エネ技術を導入。ほかにも屋根一面に太陽光発電パネルを設置することで、省エネと創エネを合わせて省エネ率103%のZEBを佐賀県で初めて達成した。

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