【年頭所感・2016年:学術⑥】大野 輝之((公財)自然エネルギー財団 常務理事)「自然エネルギーが主役になる時代」
- 2016/1/28
- 特集
- 年頭所感2016年, 新エネルギー新聞2016年(平成28年)01月11日付
昨年末にフランスで開催されたCOP21では、これからの世界の気候変動対策の枠組みを決めた「パリ協定」が採択されました。その内容は、化石燃料に依存する時代を早く終わらせ、脱炭素社会へと転換することを決めた歴史的なものです。 今世紀の後半には、人間活動による温室効果ガスの排出量を、実質的にゼロにすることが長期目標として定められました。この目標を実現するためには、自然エネルギー100%の社会、経済…