「地熱開発と地域振興の両立」テーマに会津若松市でシンポ開催へ≪「地熱シンポジウムin会津若松~温泉と地熱の共存~」≫
- 2021/11/9
- 地熱・地中熱
- 新エネルギー新聞2021年(令和3年)11月08日付
「地熱シンポジウムin会津若松~温泉と地熱の共存~」
◇2021年11月22日(月)
◇アピオスペース(福島県会津若松市)
「地熱シンポジウムin会津若松~温泉と地熱の共存~」が22日(月)、会津若松市・アピオスペースで開催される。独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(東京都港区、JOGMEC)が主催し、資源エネルギー庁、農林水産省、環境省、福島県、会津若松市、日本地熱協会、日本地熱学会が後援する。
[画像・上:見学先のひとつである土湯温泉バイナリー発電所]
会場となる福島県では、柳津西山地熱発電所、土湯温泉バイナリー発電所が運転中であり、昨年10月には猿倉嶽地域において地熱資源調査を開始し、地熱資源開発の機運が高まっている。
当シンポジウムは、「温泉と地熱の共存」をテーマに、地熱資源開発が進む同県にスポットを当て、地域と共生した地熱開発に向けた取り組みを紹介する。一般参加をはじめ、エネルギー関連、発電事業者等の業界からも幅広く参加を募集する。
プログラムは、来賓の超党派地熱発電普及推進議員連盟・共同代表の増子輝彦氏の登壇、産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所 エネルギー研究センター 総括研究主幹の浅沼宏氏、日本温泉協会・副会長の佐藤好億氏の基調講演と続く。
同県出身のフリーアナウンサー唐橋ユミ氏をモデレーターに、柳津町長・小林功氏、女優の飯島直子氏のトークセッションやクリエイティブディレクターの小橋賢児氏を招いてのパネルディスカッションも実施される。
会場では同県や地熱モデル地区の地域物産展も開催。さらに23日(火)は、同県内の地熱発電所や地熱利用施設を巡る見学ツアーも実施される。
シンポジウム参加費は無料(見学会除く)。当日はライブ配信も行われる。「地熱シンポジウムin会津若松」特設WEBサイトでの申し込みが必要となる。
▼http://www.chinetsu-sympo2021.jp