≪特集:2022年1月開催「オートモーティブワールド」見どころピックアップ≫「脱炭素」に向け加速する自動車業界のいまに迫る

第14回オートモーティブワールド -クルマの先端技術展-
◆2022年1月19日[水]~21日[金] ◆東京ビッグサイト

RX Japanが主催するクルマの先端技術展「第14回オートモーティブワールド」が、2022年1月19日(水)~21日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される。クルマの電動化、自動運転、軽量化技術などの技術を1,050社が出展。自動車業界における先端テーマの最新技術が一堂に紹介される。

[画像・上:昨年の会場の様子]

英国グラスゴーで開催された国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)では、販売される全ての新車を主要市場で2035年までに、世界全体では2040年までに、電気自動車(EV)など温室効果ガスを排出しないゼロエミッション車とすることを目指す共同声明が発表された。英国やスウェーデン、カナダ、チリ、オランダなど28カ国と、ドイツのメルセデス・ベンツ、米国ゼネラルモーターズ、米国フォードなどの自動車メーカー11社・団体などが同声明に署名。なお日本、米国、中国、ドイツ、また日本の自動車メーカーや、ドイツのフォルクスワーゲン、BMWなどは署名しなかった。

一方でクリーン技術のコスト削減を目指す国際計画「ブレイクスルー・アジェンダ」を、日本、米国、中国、ドイツは支持している。42カ国・地域が賛同するブレイクスルー・アジェンダは、気候変動対策で国際的に連携し、クリーン技術の開発・展開を飛躍的に拡大・加速させ、2030年までにコストの削減を実現するもので、最初のステップとして5つの目標「グラスゴー・ブレイクスルー」の開始が発表された。1つは道路輸送に関する目標で、ゼロエミッション車を2030年までにすべての地域で利用しやすく、安価で、持続可能なものとし、新たな標準(ニューノーマル)とすることに取り組む。

産業構造など様々な課題で各国の足並みが揃うのは難しいが、ゼロエミッション車の普及拡大という潮流は、留まることなく着実に進んでいる。会場では様々なクルマの先端技術に加え、クリーン技術のコスト削減に貢献する最新技術・製品に注目したい。

【★出展社の見どころ★】~担当者に訊く~
脱炭素・カーボンニュートラルの文言が躍る今回のオートモーティブ ワールド。脱炭素を軸に自動車産業も大きな変換点に差し掛かっている。そんな新たな時代を目指す1,050社の出展の中から、3社をピックアップ。担当者から展示の見どころを訊いた。

デルタ電子 ブースNo.36-32

DELTA製DCブラシレスファンは世界上位シェアを占めており車載冷却品にも広く応用、CYNTEC製小型化磁性部品とモジュールは自動車の電動化・スマート化に対応、安定した高品質な製品を提供しています。

東陽テクニカ ブースNo.47-26

True Simは360度カメラで撮影した走行映像に対して特徴点などの各種情報を抽出し、様々な視点/角度からの映像に変換して映像を再生できます。Euro NCAPのレーティングテストのためのADASカメラ機能検証試験に使用可能です。

ニチコン ブースNo.35-46

ニチコンのV2Hシステム「EVパワー・ステーション」はクルマを移動する蓄電池として活用できます。 EVなどの電動車に蓄えた電気を住宅・施設に供給でき、停電時でも長時間の電力バックアップが可能です。
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