20代のうち47.7%が再生可能エネルギー由来の電力プランを選択【シナネンHD調べ】

エネルギー・住まい・暮らしの総合サービス事業を展開するシナネンホールディングス(東京都港区)は、脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの普及にあたり、全国の20歳以上の社会人で、自宅の電力プランを自分で選んでいる1,112名を対象に、電力プランの利用に関する実態調査を実施した。

同社のアンケート調査によれば、「地球温暖化を防止するために、エネルギーの利用を見直す必要があると思いますか」の問いに対し、「はい」と回答したのは90.3%だった。
しかしながら現在契約中の電力プランについて質問したところ、再エネ由来の電力プランの利用者は27.3%に留まっていた。同時に「わからない」との回答が35.0%を占め、契約時に3割以上が再エネかどうかを意識していない実態が明らかになった。

年代別では、20代(222名)のうち47.7%が再生可能エネルギー由来の電力プランを選択。20代の利用者(106名)の90.5%が直近1年以内に利用を開始しており、Z世代と呼ばれる20代の環境意識が急激に高まっていることがわかる。

また電力プランを見直すことで地球温暖化防止に貢献できるなら、環境にやさしいプランを選ぶと79.1%が回答している。
プランを見直すタイミングは、1位が「自分に合うプランが分かったら」(46.3%)、2位が「加入でお得になるキャンペーンがあったら」(30.9%)、3位が「複数プランを比較・検討したら」(27.8%)という結果だった。
脱炭素社会の実現に向けた動きが加速する中で、消費者もその重要性や変化を実感していることがうかがえる。

電力の自由化に伴い、様々な電力プランが提案されるようになった。
自分に合ったプランを選べるのはメリットだが、選択肢が多すぎると選ぶこと自体が難しくなるという弊害もある。
同社は今後、さらに再エネ由来の電力プランの利用を拡大していくには、消費者が自身の趣向や暮らしに合ったプランを見つけやすくなる仕組み・サービスの拡充が必要になると予想している。

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