【≪特集≫第7回全国小水力発電大会in京都】「日本近代水力発祥の地」京都から考える未来の小水力
- 2022/10/31
- 特集
- 新エネルギー新聞2022年(令和4年)10月31日付
第7回全国小水力発電大会in京都
◇2022年11月10日(木)・11日(金)
◇京都経済センター(京都市下京区)
[画像・上:会場となる京都経済センター]
「第7回全国小水力発電大会in京都」が、11月10日(木)・11日(金)、京都経済センター(京都市下京区)2階・7階で開催される。翌12日(土)には、近郊の小水力発電所や関連施設を見学するエクスカーションが予定されている。小水力発電の関係者が一堂に会し、産官学民の垣根を越えて情報や課題を共有し、小水力発電のさらなる普及を図る。
2日間の大会では、京都の水利用と水力発電の歴史に学び、今日的課題である再生可能エネルギーの活用に向けて琵琶湖淀川流域の小水力を含めた内外の事情を明らかにし、脱炭素社会の実現のための再エネの在り方について幅広い議論が行われる。小水力発電についての現場からの報告、関連企業によるプレゼンテーションも予定されている。また、例年通り、関連企業の情報交換、商談の場として企業展も開催される。
3日目のエクスカーションでは京都のみならず、滋賀、奈良、三重、福井の小水力発電の現地見学が予定されている。
開催地である京都は、琵琶湖淀川水系を始めとする豊かな水資源により発展した歴史を持ち、地球温暖化防止の世界的な取り組み「京都議定書」が締結された場所でもある。2050年の脱炭素社会に向け再エネへの転換が進む中、分散型で地産地消が可能な小水力発電に注目が集まっている。