≪特集「スマエネ関西展」出展ブースピックアップ≫②ニプロン
- 2023/11/6
- 特集
- 新エネルギー新聞2023年(令和5年)11月06日付
ニプロン
脱炭素経営EXPO
ブース番号:SC5-32
[画像・上:PV Oasis 400V]
2050年カーボンニュートラル達成に向けての社会の動きが本格化している中、ニプロンは脱炭素社会の実現に適した製品の展示およびソリューションの提案を行う。
メインで紹介する再エネ直流給電システム「PV Oasis」は、脱炭素化に向けて注目されている自家消費、燃料価格高騰などによるエネルギー危機問題、EVの普及促進、台風や地震等で停電が起こった際のBCP対策に対応できる。
太陽光発等の直流電源と、蓄電システム、EV充電器などの直流機器間を直流で接続することで交流変換ロスが発生せず、高効率な運用ができる点が最大の特徴。最大5×5拠点の電力融通運転に対応し、蓄電池のバランシング制御も可能だ。
今年9月から稼働開始した「三重スマート夢工場(MSDF)」は、「PV Oasis型大容量(540kWh)蓄電システム」の実証プラントとなっており、工場全体の消費電力を再エネ100%で年間80~90%自家消費を行う。
ストリング毎にMPPT制御することで発電量を最大化できる「PVマキシマイザー」や、太陽光発電の再エネ電力でEVの充電ができる「EVソーラーカーポートシステム」など、新工場に導入された再エネ関連製品について、ブースで詳しく紹介する。
来場者は実際の納入イメージを考えやすくなり、予算や建物の都合に合わせた相談も行える。