「植物工場・スマートアグリ展2017/グリーンビルド展2017/バイオマスエキスポ2017」まもなく開催② 見どころブース・イベントピックアップ「オプティマイザー」・「シンフォニアテクノロジー」

より続く】

[画像・上:昨年の展示会場内の様子]

オプティマイザー バイオマスエキスポ ブース:Bio-06

東南アジア各国の木質ペレットを取りそろえるオプティマイザー。品質も森林認証も確かなものを厳選するとのことだ

「総合戦略マーケティング・カンパニー」として、国際流通に強みを持つオプティマイザー。バイオマスエキスポでは、同社が取り扱う輸入木質ペレットのラインアップを紹介する。

日本が輸入する木質ペレットでは、7割強がカナダ産。これに対し、同社は、マレーシア、ベトナム、インドネシアなど、東南アジア産ペレットを取り扱う。全てFSC認証済みで、PEFCとのダブル認証のものも多いという。また、品質としても低位発熱量が1kgあたり4,000kcalを超えるものばかりだ。

物流を伴うものだけに、ロットのサイズや契約期間などが気になる方もいるだろう。小回りが利くのが同社の特長で、小ロットから対応可能。反面、安定供給に関しては、生産国ごとに5社以上のサプライヤーとの契約を結んでいる。特に、マレーシアについては、同国最大のサプライヤーから供給量については全く心配いらないとの確約を得ているという。物量面で要望があればカナダ産の取り扱いも可能。また、北欧産のブラックペレットなども取扱可能という。

この他、タイ産(ゴム)、インドネシア産(アカシア)、ベトナム(ユーカリ)など多種取り扱っている。社名のとおり、要望に応じて最適な燃料を探すとのことだ。

 

シンフォニアテクノロジー 植物工場・スマートアグリ展 ブース:P-05

リソラでおなじみの方も多いだろうシンフォニアテクノロジー。今回は植物工場展への出展だ

これまでも、太陽光パネル清掃ロボットのリソラのデモでは、様々な展示会で来場者の耳目を集めていたシンフォニアテクノロジー。5月1日に創業100年を迎えた同社が、今回出展するのは完全人工光型植物工場システム。同社の電気制御技術の蓄積を活かした独自の制御システムで、農業経験のない方でも容易に栽培が可能というのが特徴だ。

また、太陽光、小形風力、小水力といった再生可能エネルギーと、蓄電システムを組み合わせ、事業所などで利用する電力のスマート化を図る、「ナチュエネ」も展示。規模に応じて、20kWと50kWの出力が選べる小規模スマートグリッドシステムであるナチュエネは、自然エネルギーマネジメントシステムにより、通常時は、商用電源と連系しつつ、非常時には再エネと蓄電池で自立運転を行う仕組み。

既にいくつも導入事例があるという同システム。同社自身、2014年に豊橋市に新設した技術開発センターで実証を行っており、昨年、民間企業の施設としては初めて、豊橋市の防災拠点として認定されたとのことだ。実証試験ではDC100Vでの利用(LED照明など)も行われるなど、興味深いシステムだ。

に続く】

お詫びと訂正-オプティマイザーのブースについて誤ってbio-18と記載しておりましたが、正しくはBio-06になります。なお、Bio-18はササキ・コーポレーション様のブースとなります。オプティマイザー様及びササキ・コーポレーション様並びに読者の皆様には御迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

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