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タグ:新エネルギー新聞2023年(令和5年)05月08日付
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連載「100%自然エネルギー地域をゆく119」自然エネルギー電力の割合から見るエネルギー転換の進捗 ~2022年データより
電力調査統計や全国の電力需給データなどより2022年の日本国内の全発電電力量(自家消費を含む)の電源別割合を推計しました。その結果、2022年(暦年)の日本国内の自然エネルギーの全発電電力量に占める割合は22.7%となりました。 -
再エネ由来「グリーン水素」蓄エネシステム開発【金沢工業大学】炭素フリー・地産地消な季節間シフト調整力として実証へ
金沢工業大学・地方創生研究所では、同学・白山麓キャンパス(石川県白山市)において、地産地消型再エネの各種実証実験に産学連携で取り組んでいる。キャンパスには再エネ電気製造のための諸機構や電気貯蔵のための諸機構を備えている。これらの機能を連携し運用する、効率的かつ安定供給される再エネ地産地消の実現が目指されている。 -
再エネ調整力供給・産業脱炭素両立図るグリーン水素SC構築を実証へ【愛媛県/四国電力/三浦工業】太陽光由来水素をボイラに供給/県内初の水素ステーション整備も視野に
愛媛県、旧一般電気事業者の四国電力(香川県高松市)、ボイラなどの製造販売を行う三浦工業(愛媛県松山市)の官民3者は、愛媛県内の水素関連産業の発掘・育成や、水素エネルギーの使途拡大・エネルギー転換の促進を目的とした水素サプライチェーン(SC)モデル構築プロジェクト事業の実施に向け、連携協定を締結した。 -
水素燃焼機器「おためしサービス」施設拡充【東邦ガス】企業の水素燃料燃焼機器開発に貢献
東邦ガスは、同社の施設を使用して企業などが有する水素燃料使用の燃焼機器の試験を行う「水素燃焼おためしサービス」の拡充を発表した。今般、東邦ガス・技術研究所(愛知県東海市)に専用の試験場を建設したことで、試験対象の機器のサイズ制限を「幅7.0m×奥行8.0m×高さ4.0m以内」に拡大するなど、対象機器を増やした。 -
水素ボイラが住友ゴム・白河工場で運転開始【住友ゴム工業/三浦工業】タイヤ製造・形成に必要な高熱を供給/熱製造過程の排出CO2はゼロに
住友ゴム工業は、同社の福島県における生産拠点である白河工場(福島県白河市)に導入した水素ボイラが稼働したことを発表した。導入された水素ボイラは、三浦工業製の貫流蒸気(水管内の水が過熱・蒸発・水還元を繰り返す仕組み)ボイラ「SI-2000 20S」1台。 -
電力データ活用・一人暮らし高齢者フレイル検知の自治体向けサービスを三重県東員町と長野県松本市で提供開始=中部電力
中部電力は、電力スマートメーターの電力使用実績データ(電力データ)を活用したフレイル(筋力低下)検知サービス「eフレイルナビ」の提供を4月4日より三重県東員町と長野県松本市で開始した。電力データを活用した自治体向けフレイル検知サービスの提供は国内初となる。 -
国産EVトラック向け輸送用冷凍機の販売開始【三菱重工サーマルシステムズ】ヒートポンプシステム搭載
三菱重工サーマルシステムズはこのほど、電気自動車(EV)専用のヒートポンプ加温機能付き電動式輸送用冷凍機「TEJ35AM」を新たに開発し、国内自動車メーカーの量産型EVトラック向けに販売を開始すると発表した。 -
「Wi-SUN USBアダプター」2製品を発売【ラトックシステム】Bルート活用したIoTサービス構築に貢献
ラトックシステム(大阪市)は、Wi-SUNW(ワイサン)Bルート(スマートメーターが計量したデータの通信通路のうち『スマートメーター-家庭・HEMS』通路のこと)・HAN対応のUSBアダプター「RS-WSUHA-P」と、Wi-SUN Enhanced(エンハンスド)HAN対応のUSBアダプター「RS-WSUHA-J11」の2製品を5月下旬に発売する。 -
兵庫県朝来市の新規木質バイオガス発電所で設備工事を請負【シン・エナジー】運開後のフォローサービスも行い事業安定化に貢献へ
シン・エナジー(神戸市中央区)は、ドイツ・ENTRENCO GmbHのグループ会社であるBIOENERGIE WEGSCHEID GmbH(BEW社)と共同で、兵庫県朝来市で事業化が計画されている木質バイオマスガス化ガス発電所の建設において、機器納入・工事請負が決定した。 -
再エネ余剰電力を分散消費・蓄電し効率制御するNEDO事業、那須塩原市で来春からフィールド実証を開始=東電PG/那須塩原市
東京電力パワーグリッド(東電PG)はこのほど、「分散型エネルギーリソース制御技術開発事業」のフィールド実証を栃木県那須塩原市と共同で2024年4月から開始すると発表した。再エネ発電設備が設置されている地域・地点に、新たな需要創出や電力消費量と発電量を柔軟に調整できる機器を導入し、電力系統を安定的に運用するシステム構築を目指す。 -
富士宮市で牛糞由来バイオガス発電所が発電開始《富士山朝霧バイオマス発電所》1日約17トンの牛糞を地域の酪農家から収集
静岡県富士宮市で、畜糞由来のバイオガスを活用した発電所「富士山朝霧バイオマス発電所」が運開した。近隣の酪農家で構成される団体である富士開拓農業協同組合の協力の下、地域で飼育されているウシ約300頭の糞を、1日当たり約17トン収集。これを発酵させ、生成されるメタンリッチなバイオガスを燃料として100kWの発電を行う。 -
静岡県袋井市で木質バイオマス発電事業を開発へ【フォレストエナジーほか】「遠州フォレストエナジー発電所」燃料は地元の未利用間伐材中心に全量国産材使用
静岡県袋井市で、フォレストエナジーによる新たな木質バイオマス発電所「遠州フォレストエナジー発電所」建設・運用に向けた事業構築が本格化している。市内の小笠山工業団地内で定格発電出力7,100kWの木質バイオマス発電所を建設・運用する。年間の発電量は、一般家庭約1.7万世帯の年間使用電力量に相当する約5,253万kWhを想定している。 -
青森県横浜町で陸上風力発電所運開【東急不動産ほか】「横浜町風力発電所」風車12基設置し発電容量3万6,000kW
青森県横浜町で4月、「横浜町風力発電所」が運開した。大阪ガス・東急不動産などが合同会社横浜町風力を通じて共同で出資参画する。出力3,600kW風車を12基設置し、発電所としての容量は3万8,000kWとした。2021年4月より建設を進めてきた。発電した電力はFIT制度を活用して売電する。 -
バイオ炭の農地散布による環境配慮型農業の共同評価試験を開始【シン・エナジーほか】バイオガス化ガス発電所副生のバイオ炭使用
シン・エナジー(神戸市中央区)は4月、伊藤園(東京都渋谷区)、くしま木質バイオマス(宮崎県串間市)、堀口園(鹿児島県志布志市)、鹿児島堀口製茶有限会社(鹿児島県志布志市)と共同で、「バイオ炭」の茶園散布による評価試験を開始した。 -
倉敷工場にオンサイトPPAモデルの太陽光発電設備を導入【J-オイルミルズ】年間約160トンのCO2排出量を低減
J-オイルミルズ(東京都中央区)は、倉敷工場(岡山県倉敷市)にPPA(電力販売契約)モデル活用の太陽光発電設備を導入し、4月1日より稼働を開始した。同工場の建屋屋上部分の一部に太陽光パネル約700枚を設置し、自家消費する。年間発電量は約30万kWhで、これにより年間約160トンのCO2排出量低減を見込む。