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タグ:新エネルギー新聞2023年(令和5年)06月05日付
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高山市奥飛騨温泉郷で新たな小水力発電所竣工《奥飛騨水力発電/シン・エナジー「一宝水第一水力発電所」》地域と共生した開発・運営を推進
岐阜県の高山市奥飛騨温泉郷地域で、新たな小水力発電所「一宝水第一水力発電所」(高山市)が竣工した。シン・エナジー(神戸市中央区)と地元企業の共同出資により設立された、奥飛騨水力発電(高山市)が開発した。神通川水系の高原川の水流を使用する流れ込み式・水路式の発電方式を採用している。有効落差は発電の最大出力である657kWの出力時に65.50m、最大使用水量は毎秒1,220立方m。 -
最上川水系河川の水流引き込む965kW小水力発電所着工 リニューアブル・ジャパン「山形県米沢市松川水力発電所」
リニューアブル・ジャパン(東京都港区)は、山形県米沢市において、新たな小水力発電所「山形県米沢市松川水力発電所」の建設を開始した。一級河川・最上川水系の松川の水流を利用する流れ込み式の発電方式を採用する。発電容量は965kW。年間発電量としては「一般家庭約1,120世帯分の年間使用量に相当」する量を想定する。 -
連載「100%自然エネルギー地域をゆく120」エネルギー需要からみた世界の自然エネルギーの拡大 ~「自然エネルギー世界白書2023」より
今年から、自然エネルギー世界白書の構成が大きく変わり、5つのレポートに分割して公表されています。この第1弾の「エネルギー需要」編のレポートでは建築物、産業、輸送、農業の4つの主要なエネルギー需要セクターにおける自然エネルギーの成長を取り上げています。 -
水素燃料電池小型トラックの走行実証 東京都内と福島県内の商品配送で開始=ファミリーマート
コンビニ大手チェーンのファミリーマートは、物流部門での脱炭素化を目指し、FC(水素燃料電池)小型トラックの実用化に向けた走行実証を5月から東京都と福島県で開始した。 -
日本初のFC大型トラックの走行実証を開始【西濃運輸/ヤマト運輸ほか】水素燃料活用の可能性と実用性を検証
アサヒグループジャパン、NEXT Ligistics Japan(NLJ)、西濃運輸、ヤマト運輸の4社は、水素を燃料とした燃料電池(FC)大型トラックの走行実証を5月17日から順次開始した。トヨタ自動車と日野自動車が共同で開発したFC大型トラックを用いて、各社の実際の輸送業務に使用することで水素燃料活用の可能性と実用性の検証を行う。FC大型トラックの走行は、国内初となる。 -
苫小牧市で水素製造設備の運用を開始【北海道電力】寒冷地対応、道内最大級の水電解装置
北海道電力は、水素製造設備(水電解装置、水素出荷設備)を苫小牧市に建設し、5月18日から運用を開始した。同社の石炭火力発電所である苫東厚真発電所(総出力165万kW)の隣接地に、日立造船製の1,000kW級の「水電解装置建屋」と、水素を圧縮し、充填する「水素出荷設備建屋」を建設した。 -
エネルギーと農業の地域資源循環目指し事業展開へ【宮崎県/双日】早生樹・ソルガムなどを燃料・飼料として活用
宮崎県と双日は、県内の農業資源を活用した資源循環事業に関する官民の連携協定書を締結した。地域循環型モデルを構築し、農業及び農業関連産業の発展を目指す。 -
山梨県で製造されたグリーン水素を活用する臨海副都心の脱炭素化事業に着手=東京都/産総研ほか
東京都港湾局、産業技術総合研究所(産総研)、清水建設、東京臨海熱供給、東京テレポートセンターの5者はこのほど、臨海副都心の青海地区でグリーン水素を活用した脱炭素化事業の取り組みを開始した。 -
東京ビッグサイトに燃料電池設置、山梨県産グリーン水素で発電へ【東京都/山梨県】協定に基づく再エネ由来水素供給第一号
東京都(都の出資法人)が運営するコンベンションセンターである東京ビッグサイト(東京国際展示場、中央区)に、定置式燃料電池が設置された。水素は、山梨県の施設で太陽光発電電気から製造された再エネ水素・グリーン水素が供給される。 -
食品残渣由来バイオガス発電副生品の肥料提供を事業化【Jバイオフードリサイクル】農業従事者含む「農業リサイクルループ」形成へ
食品リサイクル・バイオガス発電事業を展開するJバイオフードリサイクル(横浜市鶴見区)は5月、同社の事業プロセスで副生される発酵液並びに発酵液脱水汚泥を用いた肥料提供を事業化した。 -
CO2低排出型代替燃料を発電機燃料として使用 実施中【アクティオ】工事現場の作業におけるCO2排出削減に貢献
アクティオ(東京都中央区)は、ゼネコンの竹中工務店、総合商社の伊藤忠エネックスのグループ会社でエネルギー商社の伊藤忠エネクス、日立建機、タダノと連携・協業し、代替燃料「リニューアブル・ディーゼル燃料」(RD)の採用に向けた実証実験を行う。 -
花巻市内で保安林240haを取得【TREホールディングス/タケエイ林業】カスケード林業・再造林のサイクル形成で地場産業活性化に貢献
TREホールディングス(東京都千代田区)のグループ会社であるタケエイ林業(東京都港区)は、岩手県花巻市内で新たに山林を取得したことを発表した。 -
洋上風力発電事業の新たな基地港湾として新潟港を指定【国交省】日本海側の洋上風力導入に貢献
国土交通省は、港湾法に基づく洋上風力発電事業の基地港湾として、新たに新潟港(新潟市/聖籠町)を指定した。基地港湾はこれまで秋田港(秋田市)・能代港(秋田県能代市)・鹿島港(茨城県鹿嶋市)・北九州港(北九州市)の4港が指定されていた。 -
福島市で30MW陸上風力運開【JRE/未来研/信夫山福島電力】福島県内での3社共同事業3事例目
ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京都港区)・(一財)ふくしま未来研究会(福島市)・信夫山福島電力(福島市)の3社が福島県福島市内で建設を進めてきた「吾妻高原風力発電所」が、この5月から運転を開始した。3,600kW風車を9基設置し発電容量は3万2,400kWとした。年間の発電量は約6,430万kWh。 -
北海道伊達市で189MW陸上風力事業展開へ【オリックス】北海道電力と共同開発協定締結
オリックス(東京都港区)はこのほど、北海道電力(北海道札幌市)と北海道伊達市における陸上風力発電事業(仮称:清陵風力発電事業)の実現に向けた検討を共同で行うため、共同開発協定を締結したと発表した。出力最大18万9,000kW(単機出力4,200kW程度×最大45基)の陸上風力発電事業となる。