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タグ:新エネルギー新聞2023年(令和5年)08月14日付
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連載「100%自然エネルギー地域をゆく122」日本の100%自然エネルギー地域 ~エネルギー永続地帯の最新データ(2021年度推計)
都道府県や市町村別などの地域毎に評価することで、より大きな割合で自然エネルギーを供給している地域を見出していくことが重要です。そのため、2007年から毎年、「永続地帯研究会」(千葉大学倉阪研究室とISEPの共同研究)として日本国内の地域別の自然エネルギー供給の現状と推移を明らかにしてきています。 -
廃熱回収装置内蔵水素バーナを開発【東京ガス/TGESほか】水素専焼で燃焼時のCO2排出量ゼロを実現
東京ガス、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)、正英製作所(大阪市)の3社はこのほど、水素燃焼が可能な廃熱回収装置内蔵水素バーナを開発したと発表した。正英製作所が、10月から販売を予定している。 -
住友商事、初の水素製造・供給事業 リオティントと豪州アルミナ精製工場で水素活用
住友商事はこのほど、鉱山・金属業のリオティント(英国ロンドン)と共同で、豪州のアルミナ精製工程に水素を利用する実証実験を開始すると発表した。住友商事がリオティントのヤーワン・アルミナ精製工場内に2,500kWの水素製造プラントを設置し、リオティントが同工場内に保有するアルミナ精製工程のバーナーに対して年間約250トンの水素を製造・供給する。これにより、既存燃料である天然ガスを代替する。 -
ギ酸からの高圧水素製造装置を実用化目指し、東京計器と産総研が共同研究開発を開始
精密機器メーカーの東京計器(東京都大田区)、同社子会社の東京計器パワーシステム(TPS)、産業技術総合研究所(産総研)の3者はこのほど、「ギ酸からの高圧水素製造装置の小型・実用化モデル」に関する共同研究開発を開始したと発表した。 -
再エネ水素供給網を構築へ【スパークス・グループ】苫小牧市で実証事業を開始
スパークス・グループ(東京都港区)はこのほど、子会社のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(SGET)を通じて、水素の製造から貯蔵、輸送、利用までのサプライチェーンを構築する実証事業を苫小牧市で実施すると発表した。 -
新エネルギー財団が「GX」加速に向けた提言を策定④地熱エネルギー:地熱開発の「リードタイムの長さ」念頭に置いた制度設計を提案
(一財)新エネルギー財団(会長=市川祐三氏)は、新エネルギー・再エネの導入促進に向けた提言の、最新版となる令和4年度(2022年度)版を策定した。財団内に設けられている新エネルギー産業会議(議長=牛山泉・足利大学理事)において取りまとめられた。1980年の財団設立以来、提言は策定されてきている。最新版は既に経済産業省資源エネルギー庁に提出された。 -
神奈川県内初、ウッドチップ使用バイオマスボイラー稼働 富士屋ホテル仙石ゴルフコースで実施
富士屋ホテル(神奈川県箱根町)は、運営する富士屋ホテル仙石ゴルフコース(同町)にウッドチップを利用したバイオマスボイラーを導入し、7月22日より稼働を開始したと発表した。オーストリアETA社製の木質バイオマスボイラー(出力480kW)を導入した。発生した温水は、ゴルフ場内のクラブハウス浴場とレストラン給湯に利用する。 -
SAFとRDの製造事業化を三井物産と共同検討【太陽石油】沖縄県のグループ会社遊休地を活用
太陽石油(東京都千代田区)は、グループ会社の南西石油(沖縄県西原町)の遊休地を活用し、持続可能な航空燃料(SAF)と軽油の代替燃料であるリニューアブルディーゼル(RD)の製造事業化の検討を始めた。 -
牛糞由来の液化バイオメタン、「ロケットZERO」燃料に採用=エア・ウォーター北海道/インターステラテクノロジズ
産業ガス関連事業のエア・ウォーター北海道(札幌市)と液体燃料ロケット開発のインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)はこのほど、北海道十勝地方の未利用バイオマスである家畜ふん尿から製造した液化バイオメタン(LBM)を、小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の燃料として使用することを決定したと発表した。 -
地産地消型バイオマス発電所が岐阜県で運開【ぎふ西濃グリーンパワー】神鋼環境ソリューションが設計・施工
ぎふ西濃グリーンパワー合同会社(岐阜県神戸町)は7月12日、岐阜県神戸町で「ごうどバイオマス発電所」の竣工式を執り行った。発電所はすでに今年4月より稼働している。発電出力は7,500kWで、年間発電電力量は一般家庭約1万7,000世帯分に相当する約5,300万kWhを見込む。 -
ベトナム・イエンバイ省に木質ペレット工場を建設【イーレックス】新設するバイオマス発電所に併設
新電力のイーレックス(東京都中央区)は、ベトナム・イエンバイ省で計画中の木質ペレット製造工場「イーレックス・サクラ・バイオマス・イエンバイ工場」の起工式を7月6日に実施した。ベトナム初となる大型バイオマス発電所の建設に先立ち、同国内の未利用木質残渣を木質ペレットに加工し、主に発電用燃料として販売する工場を建設する。 -
液化水素用オープンラック式気化器を共同開発【岩谷産業/住友精密工業】海水を熱源にして液化水素を気化
岩谷産業(大阪市中央区)と住友精密工業(東京都千代田区)はこのほど、水素供給システムの構築を目指して「液化水素用オープンラック式気化器」の共同開発契約を締結した。 -
路面太陽光+蓄電池による「道路の電力自家消費」実証実験開始【NEDO/MIRAI-LABO】発電電力は道路インフラに供給へ
MIRAI-LABO(東京都八王子市)は7月、開発している自社技術である太陽光路面発電(道路面に敷設できる太陽光発電パネル)「Solar Moviway(ソーラー・モビウェイ)」を用いた新たな実証事業を開始した。路面発電と、中古EVから排出されたリユース蓄電池を組み合わせた分散型電源由来の電力を供給するシステムだ。 -
NEDO・2030年度 「シーズ事業」7件採択 中小・ベンチャー企業の新技術実用化・商用化をサポート
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」2023年度公募の採択テーマを発表した。今回は25件の応募があり、外部有識者による採択審査及びNEDO内の審査を経て、7件が実施予定先として決定している。 -
使用済みパネル関連事業を展開する新会社共同設立【丸紅/浜田】リユース&リサイクルを一体的に事業展開
総合商社の丸紅と、産廃処理事業などを展開する浜田(東京都大田区)は7月、使用済み太陽光パネルのリユース及びリサイクル関連サービスを提供する新会社「リクシア」(東京都千代田区)を設立し、使用済み太陽光パネルの買取販売サービスを開始した。