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タグ:新エネルギー新聞2023年(令和5年)11月06日付
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電動フォークリフト用LIBをリユースした定置式蓄電システムの実証開始へ【豊田自動織機】燃料電池も組み合わせた高度エネマネ構築も視野に
豊田自動織機(愛知県刈谷市)の社内カンパニーで物流システムや産業車両機器などのメーカーであるトヨタL&Fは、電動フォークリフト用のリチウムイオン電池(LIB)をリユースした定置用大型蓄電システム「MEGALORE」(メガロア)を開発した。 -
連載「100%自然エネルギー地域をゆく125」自然エネルギー100%を目指すデンマークのスマートエネルギーシステムへの展望 ~国際会議の現場からの報告
2023年9月12日と13日の2日間に渡りデンマークの首都コペンハーゲンにおいて第9回目となるスマートエネルギーシステムをテーマとした国際会議が開催され、前後2日のテクニカルツアーと合わせて参加しました。 -
川崎地区での水素発電事業で協業【川崎重工/レゾナック】事業スキームや燃料調達スキームを検討
川崎重工業は10月17日、化学会社のレゾナック(東京都港区)と「川崎地区の水素発電事業開発にかかる協業の覚書」を締結したと発表した。今後、両社は2030年頃をめどに、レゾナック川崎事業所(川崎市)で100MW以上の水素発電事業を展開しクリーンエネルギーを電力市場に供給する。これによるCO2削減量は70万トン相当見込む。 -
商船三井、川崎重工ほか世界初のAiP取得 水素燃料多目的船の実証運航実現へ
商船三井、商船三井ドライバルク、尾道造船、川崎重工業、ジャパンエンジンコーポレーションの5社は10月19日、水素を燃料とする多目的船について、日本海事協会から区画配置コンセプト(液化水素燃料タンクなどの設備の配置案と設計思想)に関する基本設計承認(AiP)を取得したと発表した。 -
蓄電池から電力系統安定化機能を有するインバータを上市へ【明電舎】火力発電無しでも慣性力・同期化力を提供
明電舎は、蓄電池を系統連系する際に用いるパワコンとして、仮想同期発電機能付きのインバータ(VSG-PCS)を2023年度中に新たに上市する。直接的な電気的制御によって電圧と周波数の波形を維持し、「バーチャル・仮想的な」慣性力を供給するのが仮想同期発電機(VSG)になる。 -
壁埋め込み型HEMS発売【モノクローム】エネマネとホームコントロール機能を完備
屋根一体型太陽光パネルとHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の開発を手掛けるモノクローム(東京都中央区)はこのほど、新築向けHEMS「Home-1(ホームワン)」を公式ホームページ上で一般販売開始した。 -
水素利活用推進ブランド「PureEne」から4機種一挙発売【ブラザー工業】水素燃料電池・蓄電池ハイブリッドUPS
ブラザー工業100%子会社で燃料電池の販売を手がけるブラザーエンタープライズ(名古屋市)はこのほど、水素燃料電池・蓄電池ハイブリッドUPS(無停電電源装置)「AC-UPS Series(シリーズ)」4機種の出荷を開始した。 -
フロー式によるギ酸からの発電システムを開発【産総研・筑波大グループ】水素活用で安定した発電を実証
産業技術総合研究所(産総研)は10月20日、筑波大学との研究グループが、フロー式によるギ酸からの発電システムを開発したと発表した。研究グループは、ギ酸から水素をつくる触媒を見直し、固定化触媒を設計・合成して、フロー式による水素製造プロセスを開発した。また、得られた水素を用いて燃料電池による安定的な発電を成功させた。 -
「水素焙煎機」導入決定【UCC上島珈琲】水素は山梨県産グリーン水素を使用へ
UCC上島珈琲(神戸市中央区)は、水素を熱源とする大型焙煎機を、主力工場であるUCC富士工場(静岡県富士市に導入する。従来の燃料であるLNGから置き換えることで、焙煎プロセスにおける排出CO2削減を図る。 -
軽EVのバッテリーから給電、マンション向け自動給水ユニットの稼働を実証=日立ビルシステム/日産自動車
日立ビルシステムと日産自動車はこのほど、軽の電気自動車(EV)「日産サクラ」のバッテリーを使用して自動給水ユニットを動作させる実証実験を行った。今回の実証は、停電時にマンションやビルで水道が使えなくなる不便を解消するための対策として、マンション・ビル向け自動給水ユニットを製造する日立産機システムと共同で実施した。 -
多雪エリア向け商品を新発売【積水化学工業】蓄電池グリーンモード運転機能搭載
積水化学工業住宅カンパニーは、「GREENMODEL(グリーンモデル)」シリーズで、多雪エリア対象商品「スマートパワーステーションN-FX GREENMODEL-S」を発売した。太陽光発電システムと蓄電池に加え、新たにHEMS「スマートハイムナビ」に「多雪エリア専用の蓄電池グリーンモード運転機能」を搭載した。 -
EV向けクラウド型充電制御サービスを支店に導入【積水ハウス】CO2排出ゼロの業務用車両に切り替え
積水ハウスは10月17日、豊橋支店(愛知県豊橋市)に商用EV・PHEV向けクラウド型充電制御サービス「EVオートチャージ」を導入したと発表した。車両の残充電量を常時把握したうえで、電力消費の少ない適切なタイミングに残充電量の少ない車両を優先して分散充電できる。 -
家電での太陽光自家消費を推進する制御サービス開始へ【シャープ】電気代抑制・下げ代対策拡大両面での貢献に期待
シャープは、同社のクラウドHEMSサービスブランド「COCORO ENERGY」において、家庭用太陽光発電設備で発電した再エネ電力を自家消費し、家電の運転に有効活用する「ソーラー家電連携」の提供を開始する。対応家電の第一弾として、11月に発売予定のシャープ製エアコン「Xシリーズ」で本サービスを利用可能とする。 -
開発中の化合物・シリコン積層型太陽電池モジュール、実用サイズで変換効率33.66%達成【NEDO/シャープ】EV車載など目指し開発継続
シャープが新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業「移動体用太陽電池の研究開発プロジェクト」で進めている、複数の材質のセルを重ねた積層型太陽電モジュールの開発において、化合物2接合型太陽電池モジュールとシリコン太陽電池モジュールを組み合わせたタイプの積層型太陽電池モジュールで変換効率33.66%を達成した。 -
群馬県の「地域グリッド事業・水素利活用事業」に参画【IHIグループ】水素を利用して再エネ電力を街区へ供給
IHIとIHIプラントはこのほど、群馬県企業局が実施する「板倉ニュータウンにおける地域マイクログリッド事業及び水素利活用事業」への参画を発表した。エネルギー事業を展開するエコロミ(東京都千代田区)が代表企業となり、同企業局と事業契約を締結した。IHIプラントは構成企業、IHIは協力企業として参画する。