- Home
- 過去の記事一覧
タグ:新エネルギー新聞2024年(令和6年)10月14日付
-
リユース太陽光パネルを活用した非FIT太陽光PPA事業を共同検討へ【丸紅新電力】パネル大量廃棄問題への対処&更に環境配慮した太陽光発電事業実現の両立目指し
新電力事業を展開する丸紅新電力(東京都千代田区)、丸紅新電力の資本提携先であるサンヴィレッジ(栃木県足利市)及びリクシア(東京都千代田区)は、使用済み太陽光パネル(リユースパネル)を活用した、非FIT太陽光発電所のオフサイトPPA事業実施に向けた共同検討を開始した。 -
試作セル用のペロブスカイト太陽電池自動作製システムを開発【産総研】性能評価をより容易に
(国研)産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター 有機系太陽電池研究チームの山本晃平氏らは、世界初となるペロブスカイト太陽電池自動セル作製システムを開発した。太陽電池の基板電極の洗浄から電子輸送層、ペロブスカイト層、正孔輸送層の各種材料の積層、裏面電極の蒸着、セルの分離まですべて自動で行い、さまざまなセル作製条件での自動試作が可能となる。 -
高松市の二つのため池で水上太陽光発電所が運開【四国電力】PPAで香川県内企業に供給
四国電力は9月2日、香川県高松市の二つの農業用ため池で羽間上池水上太陽光発電所(1,990kW)と羽間中池太陽光発電所(200kW)が営業運転を開始したと発表した。羽間上池と羽間中池にキョーラク(東京都中央区)製フロートを浮かべ、その上にリープトンエナジー(神戸市)製太陽光パネル合計5,500枚を設置した。 -
トヨタ紡織子会社がトルコで太陽光発電施設を建設 子会社2社の全使用電力再エネ化を実現
トヨタ紡織(愛知県刈谷市)の欧州地域生産子会社であるトヨタ紡織トルコ(トルコ・サカリヤ県)とTBソーテックトルコ(同デュズジェ県)は、トルコ・メルシン県エルデムリ市に自家消費型太陽光発電施設を建設し、9月10日に現地で開所式を実施した。完成した太陽光発電設備は、今年5月より発電を開始。最大電力発電量は1万kWで、年間約5,800トンのCO2排出削減量を見込む。これによりトヨタ紡織トルコとTBソーテックトルコは、2社の電力需要をすべて再エネで賄うことができるという。 -
富士電機グループとPPA締結【中部電力ミライズ】新設太陽光から電力調達、富士電機3工場へ供給
中部電力ミライズ(名古屋市)は9月12日、富士電機(東京都品川区)、同社子会社である富士電機パワーセミコンダクタ(長野県松本市)の2社と専用の太陽光発電所を活用したオフサイトPPA(電力購入契約)サービスを締結したと発表した。中部電力ミライズが提供するオンサイトPPA・オフサイトPPAのサービスで、太陽光パネル合計出力が1万kWを超える規模の太陽光発電所の活用は今回が初。 -
風車ナセル内の火災に瞬時に対応する自動消火システム「ファイアイレイス」を訴求【ニチボウ】「スマエネ秋展」で展示/既に国内陸上風力730基に導入実績
防災設備の開発・設計・施工およびメンテナンスを行うニチボウ(東京都品川区)は、スマートエネルギーWEEK秋2024(10月2日~4日、幕張メッセ)に、自動消火システム「ファイアイレイス」を出展した。 -
NTN製移動型独立電源装置の実証実験を道の駅で実施
NTNはこのほど、道の駅「いたの」(徳島県板野町)において、NTNが開発した移動型独立電源装置「N3」(エヌキューブ)を用いて実際の災害発生時を想定した対応の実証実験を行った。 [画像・上:道の駅「いたの」でのN… -
「四日市水沢第一アグリソーラー」が運開 中部電力初の非FITソーラーシェアリング
中部電力は9月1日、三重県四日市市で営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)「四日市水沢第一アグリソーラー」(発電出力399kW)の営業運転を開始した。発電した電力は、FITを利用せず同グループの小売電気事業者である中部電力ミライズ(名古屋市)を通じて需要家へ供給される。中部電力がFITを利用しないソーラーシェアリングを所有・運営するのは今回が初めて。 -
北海道石狩市でゼロエミDC開所【京セラコミュニケーションシステム】市のREゾーン内で24/7カーボンフリー電力化実現
京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市伏見区)は10月、北海道石狩市で建設を進めていたデータセンター(DC)が竣工し開所したことを発表した。 [画像・上:石狩市内で開所した「ゼロエミッション・データセ… -
セゾンテクノロジーが三菱HCキャピタルエナジーとバーチャルPPA締結、データセンターと西日本事務所が実質再エネ電力100%に
システムインテグレーター・業務システム構築事業者のセゾンテクノロジー(東京都港区)と、三菱HCキャピタルの100%子会社で再エネ事業開発などを行う三菱HCキャピタルエナジー(東京都千代田区)は、再エネ電気に係る非化石証書譲渡契約(バーチャルPPA)を締結。10月1日よりセゾンテクノロジーのデータセンター及び西日本事業所(大阪市西区)での活用を開始した。 -
水冷式空調機が湯沢市内のDCに採用【シュナイダーエレクトリック】効率的・省エネな設備冷却実現
シュナイダーエレクトリック(東京都港区)はこのほど、ゲットワークス(埼玉県さいたま市)とGXテクノロジー(新潟県南魚沼郡)が共同運営するコンテナ型データセンター(DC)である「湯沢GXデータセンター(新潟県湯沢市)」に… -
日立造船から「カナデビア」へ 81年ぶりに商号・社名変更、持続可能性重視前面に
日立造船は、2024年10月1日から商号・社名を「カナデビア」(本社=大阪市住之江区、英文表記=Kanadevia)に変更した。コーポレートカラーも変更された。日立造船時代はネイビー(紺色)系だったが、カナデビアは、カーボンニュートラル時代の象徴的な色彩であるグリーンとブルーがグラデーションを成す形としている。 -
CN合成燃料の実用化に向け実証プラント運開【ENEOS】原料から一貫製造可能な国内初の事例
石油元売りの国内最大手であるENEOSは9月、同社の中央技術研究所(横浜市中区)内で建設を進めていた合成燃料製造実証プラントが完工し、ENEOS関係者や政府・行政の要人らが多く出席する中、完成式典を開催した。建設においては新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に設置された「グリーンイノベーション基金」事業での採択を受けている。 -
ヤンマーがチェコのコージェネ製造大手を買収へ グローバル戦略で地域シナジー発揮へ
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム(ES)は、チェコのコージェネレーションメーカー大手であるTEDOM(テドム)社を買収する。9月、チェコの投資会社ジェット・インベストメントからTEDOM社の株式を100%取得する契約に合意した。 -
先進的なDX 実現するユーザー事例を表彰する「ANDPAD AWARD 2025」開催決定
アンドパッド(東京都千代田区)は、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を利用し、DXを実現する先進的な企業や利用度の高いユーザーを表彰する「ANDPAD AWARD 2025」の開催を決定した。