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カテゴリー:水素
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水素還元の製鉄プロセス開発事業始動【NEDO/日本製鉄】2030年までにCO2排出50%以上目指す
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に設置されたグリーンイノベーション基金事業における、鉄鋼業の脱炭素化を目指す「製鉄プロセスにおける水素活用」プロジェクトにおいて、新たなテーマ「直接還元鉄を活用した電気溶融炉による高効率溶解等技術開発」に着手する。実施者は日本製鉄と(一財)金属系材料研究センター。 -
NOx排出量を低減する水素混焼ボイラーを開発【ヒラカワ】貫流ボイラーと温水器の2機種を新発売
ヒラカワ(大阪市)は、水素と都市ガス13Aを燃料とする混焼ボイラー「ハイドロミックスシリーズ」を4月に発売した。同シリーズとして発売したのは、水素混焼貫流ボイラー「JSN-NHシリーズ」と水素混焼潜熱回収温水器「UG2-HMシリーズ」の2機種。ともに同社初の水素混焼ボイラーとなる。都市ガスのみでの燃焼も可能。 -
北海道美幌町の住宅でカーボンリサイクル技術の開発と実用化に向けた実証実験開始=エア・ウォーター/北見工業大学
産業ガスメーカーのエア・ウォーター(大阪市)と北見工業大学地域循環共生研究推進センター(北海道北見市)は3月25日、「住宅におけるカーボンリサイクル技術実証」に関する協定を締結し、北海道見幌町の住宅で実証実験を開始した。 -
山梨産グリーン水素を活用し、ウイスキー作りの脱炭素化へ【サントリーHD】直火蒸溜を水素専焼で行う実証実験に成功
サントリーホールディングスは4月、サントリー山崎蒸溜所(大阪府島本町)内の品質研究・技術開発用小型蒸留施設にて、世界で初めて直火蒸溜を水素専焼で行う実証実験に成功したと発表した。今回の実証実験では、東京ガスグループとSRC(愛知県東海市)の技術検証を経て、小型蒸留施設内の燃焼設備を水素燃焼仕様に変更した。 -
国内初、トラックターミナル内に水素ST設置【コスモ石油マーケティング/岩谷産業】「岩谷コスモ水素ステーション平和島」開所
コスモエネルギーホールディングスのグループ会社で石油製品販売・カーリース事業を展開するコスモ石油マーケティング(東京都港区)と、同社・岩谷産業の共同出資会社である岩谷コスモ水素ステーション合同会社(同)は4月8日、京浜トラックターミナル(東京都大田区)に「岩谷コスモ水素ステーション平和島」を開所した。 -
石炭火力発電所でのアンモニア混焼実証試験実施へ【NEDO/JERA/IHI】JERA碧南火力発電所で開始
JERAとIHIは4月1日、石炭火力発電での燃料の一部をアンモニアに転換する実証試験をJERA碧南火力発電所4号機(愛知県碧南市/発電出力100kW)で開始した。6月まで実施する。 -
英国製大型水電解装置を東京ガスの施設へ設置【東京ガス/住友商事】6月より共同実証を開始
東京ガスと住友商事はこのほど、水素利活用に向けた共同実証実験の実施に向け、水電解装置メーカーのITMパワー社(英国シェフィールド)が開発したMW級固体高分子(PEM)型水電解装置を、東京ガスの技術開発施設「東京ガス横浜テクノステーション」(横浜市)内に設置したと発表した。 -
発電効率63%の高効率燃料電池システムを共同開発【東京ガス/三浦工業】今秋10月より販売開始
東京ガスと三浦工業(愛媛県松山市)はこのほど、固体酸化物形燃料電池(SOFC)システム「FC-6M」を共同開発し、今秋10月に三浦工業から販売すると発表した。実証試験では、一般的な発電効率50~55%を大幅に上回り、世界最高レベルとなる発電効率63%を達成している。発電 -
大流量・高効率の液化水素ポンプ、運転試験に成功【酉島製作所/京都大学】高温超電導モーター採用
ポンプ専業メーカーの酉島製作所(トリシマ:大阪府高槻市)と京都大学工学研究科電気工学専攻の中村武恒特定教授はこのほど、高温超電導誘導同期モーターを採用した大流量・高効率の液化水素ポンプを開発し、宇宙研究開発機構(JAXA)能代ロケット実験場(秋田県能代市)で運転試験に成功したと発表した。 -
HARUMI FLAGに100kW純水素型定置式燃料電池設置【東芝エネルギーシステムズ】コンパクト+軽量化果たした新世代モデル
2020年東京五輪の選手村跡地の複合タウン再開発事業「HARUMI FLAG」(晴海フラッグ)では、複数の燃料電池が設置され稼働している。今般、その中の一つである出力100kW機に関して、製造元である東芝エネルギーシステムズ(ESS)から詳細に関する発表があった。 -
燃料電池船舶が福岡県・響灘で実証航行【日本財団/商船三井ほか】洋上風力作業員運搬船として開発中
(公財)日本財団の事業で、航行における脱炭素を実現する船舶の開発事業である「ゼロエミッション船プロジェクト」において開発された、燃料電池仕様船舶の運航実証実験がこの3月から4月上旬にかけて、北九州市小倉港で実施された。 -
1台で水素製造と発電が可能な小型リバーシブルSOCシステムを開発=日本特殊陶業
日本特殊陶業(名古屋市)はこのほど、開発中の固体酸化物形セル(SOC)を使用し、水電解による水素製造と燃料電池による発電を1台のセルスタック(セルを重ねた集合体)で実現する「リバーシブルSOCシステム」を開発したと発表した。 -
バイオエタノール燃料電池を自社施設に設置、実証運用開始【日産自動車】ソルガムを原料に使用、発電効率70%
日産自動車は3月、開発を進めている生物資源由来のバイオエタノールを燃料とする定置型の燃料電池システム(SOFC)に関して、システムを同社・栃木工場(栃木県上三川町)に設置し運用する実証を開始した。ソルガム(モロコシ)由来のバイオ燃料を開発するバイネックス(東京都港区)と共同開発したバイオエタノールを採用。 -
燃料電池トラクタの試作機公開【クボタ】「農業機械の脱炭素化」目指し開発継続
農業機械・建設機械メーカーのクボタ(大阪市浪速区)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業「燃料電池の多用途活用実現技術開発」の採択を2021年に受けて開発している、燃料電池仕様の農作業用トラクタに関して、試作機を公開した。 -
≪新エネルギー・テクニカルレビュー≫守谷商会が国内で取り扱う米国テレダイン・エナジー・システムズ「オンサイト水素製造システム」
産業機械の専門商社である守谷商会は、新エネルギー関連機器として、テレダイン・エナジー・システムズの「オンサイト水素製造システム」を販売している。