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タグ:新エネルギー新聞2025年(令和7年)08月04日付
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2035年までに1兆4,600億円投資へ覚書締結【英国大使館/住友商事】英国内のクリーンエネルギー事業など対象に
住友商事は7月、英国政府の通商省投資局との間で、英国における事業投資の促進に関する包括的な覚書を締結した。本覚書は住友商事が英国において、2035年までに75億ポンド(約1兆4,600億円)規模の投資案件に事業パートナーとともに参画する方針と、それに対して英国政府が支援することを示している。 -
ソーラーシェアリング併設の48kWh蓄電池が運開【ワタミ】観光農園全体が「RE100」達成
ワタミ(東京都大田区)のグループ会社で小売電気事業者のワタミエナジーは、電気料金売上の1%を再エネの開発に投資する取り組みを進めている。2024年度分の売上1%投資計画としては、同じくワタミグループが運営する農業テーマパーク・観光農園であるワタミオーガニックランド(岩手県陸前高田市)に蓄電池(容量48kWh)を設置するとしていたが、この7月、同蓄電池が稼働を開始した。 -
[<レポート>J-PITA・山梨見学会]脱炭素の産官共創を進める山梨県の先行事例から学ぶ
(一社)日本太陽光発電検査技術協会(J-PITA)はこのほど、会員企業20社が参加して、「山梨県水素技術センター及び長野県自治体脱炭素化プロジェクト施設等見学会」を行った。山梨県企業局とヒラソル・エナジーの協力により開催された。 -
オールインワン蓄電システムの受注開始【デルタ電子】並列接続で規模拡張も可能
デルタ電子(東京都港区)は、系統事業者及び需要家向けの蓄電システム「Cシリーズ」の受注を7月から開始した。定格出力は125kW、蓄電容量は261kWh。1ユニット当たり2,250×1,000×1,420mmとコンパクトなサイズとしており、同クラスの蓄電システムとして従来比で設置面積を半減させた。 -
グリーン水素の利活用に関する中長期計画を発表【サントリーホールディングス】自社事業での活用実装と社外展開の両方を視野に
サントリーホールディングスは、グループの水素利活用に関する中長期計画「サントリーグリーン水素ビジョン」を発表した。ビジョン策定は「サントリー天然水 南アルプス白州工場・サントリー白州蒸溜所」(山梨県北社市)で建設を進めていた水素製造設備「やまなしモデルP2Gシステム」の、今年度中の完工・運用開始を前にしてのもの。 -
配送センターで再エネ・蓄エネ用いたエネマネ実証開始【日立製作所/セブン-イレブン・ジャパン】物流SCの脱炭素化と循環経済社会への貢献視野に
日立製作所は7月、セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)の店舗向け共同配送センターの1つであるチルド・フローズン日野センター(東京都日野市)において、再エネ・蓄エネを用いたエネルギーマネジメントを行う実証実験を開始した。実施によりSEJのサプライチェーンにおける脱炭素化と循環経済社会への貢献を目指す。 -
太陽光評価制度でデューデリ軽減【エクソル】みずほ証券関連会社保有案件への実証評価実施
エクソルはみずほ証券が組成に関与したSPCから依頼を受け、低圧太陽光発電所にエクソルの格付け制度「XSOL SOLAR STAR制度」に基づく実証評価を行うと発表した。この取り組みを通じてみずほ証券は、同制度が発電所の売買などに関連した投資判断に寄与し、煩雑なデューデリジェンスの工程を軽減することを確認する。 -
既存共同溝活用した水素パイプライン輸送の共同研究開始【NEDO/NTT-AE/東京都港湾局ほか】無付臭で効率的な配管供給実現目指し
NEDOは7月、「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」の採択を発表した。採択案件の中には、東京都臨海部において埋設管を用いた水素パイプラインの研究開発事業も含まれている。今般、同事業の実施者であるNTTアノードエナジー(AE)、NTTアドバンステクノロジ(AT)、東京都港湾局から事業概要が発表された。 -
東京・空港臨海部での大規模水素利活用・輸送を検討する事業開始【東京都】水素パイプライン活用FSを展開
東京都は7月、東京湾沿いの空港臨海部においてパイプライン敷設などを通して大規模な水素の利活用・供給の実現可能性調査(FS)を都と共同で実施する事業者公募において、NTTデータ経営研究所ら、日本空港ビルデングら、水素柱上パイプライン合同会社、東京ガスの4事業・4採択者を発表した。 -
地域熱供給の熱源として水素ボイラ活用開始【東京都港湾局ほか】グリーン水素活用による熱電の脱炭素化も視野に
国内で初めて、地域熱供給の熱源として水素ボイラの活用が東京都下で始まった。水素ボイラはヒラカワ製で、東京臨海熱供給の青海南プラントに、地域の冷暖房・給湯用として設置されている。東京臨海熱供給は都などが出資設立した第三セクターで、青海地区はじめお台場・臨海副都心全域に熱供給を行っている。同プラントには水素貯蔵用として清水建設が開発した水素吸蔵合金タンクも装備されており、安全・安定的な運用を行っている。 -
環境と再エネをテーマに福島の小学校で出張授業実施【オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント】「再エネ先駆けの地」目指す地域の注目集める
オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント(東京都江東区、OREM)はこのほど、大阪市立福島小学校いきいき活動室にて、「環境問題と再生可能エネルギー」をテーマとした出張授業を実施した。子どもたちが普段目にする機会の少ない太陽光発電所や蓄電所、国家資格である電気主任技術者の仕事について学ぶ機会を提供した。 -
≪欧州レポート≫ドイツの主要エネルギー法案と現場発のイノベーション ~制度改正とスタートアップが切り開く新ビジネス
ドイツでは夏休み前の今、エネルギー政策に関わる重要法案の審議が山場を迎えており、2030年の温室効果ガス排出削減目標や再エネの導入加速に向けた制度改正、デジタル化、サイバーセキュリティ、分散型インフラへの投資などに関連した法改正が議論されている。 -
国内最大級・駐車場348台分のソーラーカーポート運開【ジョイフル本田/しろくま電力】120万kWhの再エネ電力発電予定
北関東を中心にホームセンターチェーン事業を展開するジョイフル本田(茨城県土浦市)と、新電力のしろくま電力(東京都港区)は、ジョイフル本田千葉ニュータウン店(千葉県印西市)の駐車場にソーラーカーポートを設置し、この7月より運転を開始したことを発表した。 -
EV充電システム試作機を公開【ニプロン】複数台同時接続・充電でスペース有効活用可能
ニプロンは「省スペース型マルチEV充電システム」を開発した。EV充電器電源盤と充電スタンドを分離させ、一般的な駐車区画内に設置可能な省スペース設計が特長。電源盤を離れた場所に設置でき自由度の高いレイアウトを可能にした。1台のEV充電器電源盤には複数(最大6台)の充電スタンドを接続でき、複数EVを同時に接続・充電できる。 -
トヨタ自動車九州にグリーン水素の供給開始【イワテック】工場の燃料電池用として
イワテック(長崎市)はこのほど、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が自社内で運用する定置型燃料電池用として、グリーン水素の供給を開始した。トヨタ自動車九州は製造現場のカーボンニュートラル対応として、水素エネルギーの製造から利活用まで一貫して行う取り組みを展開している。トヨタ自動車製のFCモジュールを使用したヤンマーエネルギーシステム製の定置型燃料電池の運転もその一環として行われている。