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アーカイブ:2025年 5月
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系統用蓄電池のEMSサービス提供開始【エナジー・ソリューションズ】制御・監視などを一体的に実施可能
エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)は、系統蓄電池の監視および制御を行うエネルギーマネジメントシステム(EMS)サービス「グリッドストレージモニター」の提供を4月より開始した。 -
地域の事業系木質・プラ廃棄物を燃料に活用するバイオマス発電所運開【バイオマスパワーテクノロジーズ】コスト・資源循環実現に貢献
バイオマスパワーテクノロジーズ(BPT社、三重県松阪市)は4月、松阪市においてバイオマス発電所「パワーエイド三重シン・バイオマス 松阪発電所」が商業運転を開始したことを発表した。発電容量は1,990kW、年間の発電量は約1,515万kWhを想定している。 -
北九州市響灘沖で浮体式洋上風力の商用運転開始 低コスト建造可能なバージ式浮体構造採用
4月、福岡県北九州市の響灘沖海域で、浮体式洋上風力の商用運転が開始された。発電所名は「ひびき灘沖浮体式洋上風力発電所」。浮体式洋上風力の商用化は、戸田建設らが長崎県五島市沖で実施している事例(2MW)に続き国内第2例目。 -
「エコキュート国内累積出荷1,000万台達成」記念式典開催【日冷工/ヒートポンプ・蓄熱センター/電事連】省エネ・脱炭素両方の推進役として世界市場も拡大中
家庭用自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機「エコキュート」累計出荷台数1,000万台達成記念式典がこのほど、品川プリンスホテルで開催された。(一社)日本冷凍空調工業会、(一財)ヒートポンプ・蓄熱センターおよび電気事業連合会が主催。今年3月末時点の国内累計出荷台数が、1,000万台を突破した。 -
ベスタスが三菱電機・富士電機とパートナーシップ締結 国内外の洋上風力・風車SC強化図る
風力発電用風車の世界的大手であるデンマーク資本のベスタスは4月、三菱電機及び富士電機との間で、日本国内・国外の風力発電市場における協業体制を構築する覚書を締結した。今後もトレンドとしては世界的に導入傾向が続き、市場拡大が続くことが予想されている洋上風力市場に対応する、風車サプライチェーン(SC)の強化を図る。 -
自社建設の陸上風力「北ガス石狩風力発電所」運開【北海道ガス】隣接するLNG火力から調整力拠出、常時一定出力で逆潮実現
北海道ガス(札幌市東区)の「北ガス石狩風力発電所」が3月から商業運転を開始した。石狩湾新港(石狩市)にある北ガスのLNG受入・貯蔵施設である「石狩LNG基地」、及びLNG発電所である「北ガス石狩発電所」の敷地内にある。発電容量はENERCON製風車1基を設置した2,350kW、年間発電量は600万kWhを想定。 -
県有施設3カ所に太陽光発電設置【新潟県/ハヤマ】オンサイトPPAとして再エネ電力供給へ
ハヤマ(新潟市)は、新潟県が保有する公共施設3カ所へ太陽光発電設備の設置を完了した。この5月からオンサイトPPAによる電力供給を開始する予定。それぞれ447.2kW、80.0kW、30.8kWの太陽光発電設備を設置し、稼働後は再エネ電力を自家消費することにより、それぞれ225.4トン、43.1トン、14.9トン、合計約283.4トンの年間CO2排出量の削減が可能になる。 -
PPAで市役所と小学校に太陽光+蓄電池設置【埼玉県春日部市/東急不動産】今後合計20カ所の市施設に設置へ
埼玉県春日部市が実施した、市役所など20カ所程度の公共施設を対象とするPPA太陽光発電設備の導入事業の公募型プロポーザル方式による事業実施者選定で、東急不動産が選定。この4月に第一陣となる市役所本庁舎と市立武里南小学校での設置工事を完了した。これから2028年度まで市内各地で順次設置を進める。 -
産業用太陽光発電所事業者向け「第9回太陽光技術セミナー」開催へ【新エネルギーO&M協議会】盗難対策ミニセミナーも
一般社団法人新エネルギーO&M協議会は、6月6日(金)に産業用太陽光発電所の事業者向け「第9回太陽光技術セミナー」を開催する。 テーマは「発電をふやす!」で、講演内容は「設備の問題以前に『本当に発電をふや… -
DC整備の短中期的対応、「ウェルカムゾーンマップ」活用し適地誘導推進へ【総務省/経産省】自治体との連携もキーに
ワット(電力)とビット(情報通信)の両分野連携のための「官民懇談会ワーキンググループ」第2回会合が開催された。引き続き、連携でキーとなるデータセンター(DC)立地の考え方の整理が行われた。特に短中期的な取組みに関しては、輪郭が徐々に明らかになりつつある。 -
秋田県大仙市で木質バイオマスボイラによる熱供給開始【シン・エナジー】県内発生の建築廃材チップを燃料として活用
シン・エナジー(神戸市中央区)は4月、秋田県大仙市が市内で運営する温泉宿泊施設である「史跡の里交流プラザ柵の湯」において、木質バイオマスボイラによる熱供給を開始した。 -
籾殻由来の高機能バイオ炭製造実証開始【NEDO/ヤンマーエネルギーシステムほか】肥料機能も向上させつつコスト低減も目指す
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション(GI)基金事業」でのバイオ炭に関する技術開発事業において、この4月からプラントにバイオ炭製造実証機を設置し実証運転を開始した。肥料としての機能として農作物の収量性を向上させる高機能化を果たすことで、脱炭素と営農両面での更なる価値獲得を目指す。 -
自社トラック22台に薄膜太陽光パネルを搭載、CO2排出・燃料の削減念頭に【奥洲物産運輸】車載発電システムとして販売も開始
奥洲物産運輸(宮城県東松島市)は、車両22台(ウイングトレーラと10トン車)に薄膜ソーラーパネルを搭載。車上での発電電力を用いることによる、燃料使用量およびCO2排出量の削減を可視化する取り組みを開始した。また、薄型ソーラーパネル発電システムは「GasHeru(ガシェル)」の商品名で奥洲物産運輸からの販売を開始している。 -
1,000ボルト対応・総出力400kWの超急速EV充電器を発表【東光高岳/e-Mobility Power】使い勝手・外見デザインにも拘り
東光高岳(東京都江東区)とe-Mobility Power(東京都港区)は5月15日、共同開発した新製品のEV向け次世代超急速充電器「SERA-400」を発表した。総出力400kW。2口仕様で、2口使用時は1口当たり200kW出力、1口使用時は最大350kW出力となる。10分で航続距離約400km相当の充電が可能。電圧の規制緩和を踏まえ1,000ボルト仕様とすることで、高電圧バッテリー搭載車両への超急速充電を実現した。なおCHAdeMO規格で2口最大350kW出力は世界初。 -
700kWソーラーカーポート導入【三和シヤッター工業】既存施設と合わせてMW規模の再エネ自家消費施設に
三和シヤッター工業(東京都板橋区)は、同社の製造拠点の一つである太田ドア工場(群馬県太田市)駐車場にソーラーカーポートを導入した。導入したソーラーカーポートは全21基で、パネル総面積は3,254平方m、発電容量合計は約724.5kW(DC)で、実際の給電能力は約500kWとなる。