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アーカイブ:2024年 8月
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トラックから船舶へのアンモニア燃料補給を実施【JERA/日本郵船】レゾナック製造の燃料アンモニアを使用
JERAは7月17日、タンクローリーからフレキシブルホースを用いて船舶へ燃料を供給する「Truck to Ship方式」により、日本郵船保有のアンモニア燃料タグボート(A-Tug)へ燃料アンモニアを補給したと発表した。Truck to Ship方式での船舶への燃料アンモニアの供給は世界初となる。 -
下水汚泥からリン効率回収・肥料化技術開発が国交省・B-DASH事業として採択【月島JFEアクアソリューション/全国農業協同組合連合会福岡県本部/福岡市】肥料国産自給率向上・地域循環型社会構築貢献目指し
国交省は7月、学識経験者で構成される評価委員会での審査の結果、2024年度(令和6年度)のB-DASHについて、月島JFEアクアソリューション(TJAS、東京都中央区)、全国農業協同組合連合会福岡県本部(JA全農ふくれん)、福岡市から成る共同研究体の「余剰汚泥からの高効率MAP回収システムに関する実証事業」を採択した。 -
「発電と牧畜の太陽光シェア」大ガスが環境価値を三菱UFJへ販売 北海道白糠町で営農放牧型太陽光発電事業実施へ=大阪ガス/三菱UFJ銀行/町おこしエネルギー
三菱UFJ銀行、大阪ガス、町おこしエネルギー(兵庫県加古川市)の3社は7月26日、北海道白糠町に営農放牧型太陽光発電所「白糠ソーラーグレージング発電所」を開発する基本合意書を締結したと発表した。発電所の完成は2026年の予定。設備容量は957kWで一般家庭約4,000世帯分の年間消費電力の供給を計画している。大阪ガスは同発電所とPPA(電力購入契約)を締結し、同発電所で発電した電力と環境価値を購入する。三菱UFJ銀行は、大阪ガスの代理店であるDaigasエナジーを通じて大阪ガスとバーチャルPPA(仮想電力購入契約)を締結。 -
セミサブ式基礎構造の量産化技術実証実施、水上接合により組立工程1割以上時間短縮可能に=NEDO
NEDOに設置されたグリーンイノベーション(GI)基金事業プロジェクトの「浮体式基礎製造・設置低コスト化技術開発事業」において、実証試験を実施。その詳細がNEDO及び、事業に参画する日立造船と鹿島建設から8月に発表された。本事業で開発されているのは、半潜水型の浮体構造を用いるセミサブ式の浮体式基礎の量産化技術だ。 -
既築住宅の断熱改修の効果を可視化する新機能の取り扱い開始【アンドパッド】「ANDPAD」アプリ内でサーモ画像を撮影、写真台帳を作成
クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営するアンドパッドはこのほど、サーモグラフィカメラを使い断熱改修の効果を可視化できる新機能「ANDPADサーモ」の提供を開始した。サーモグラフィカメラを使い断熱改修の効果を効果的に可視化できる。 -
群馬県片品村の旧スキー場・現キャンプ場で木質バイオマス発電事業展開へ【日本駐車場開発】地元産バイオマス活用・地元へ電力供給で地域循環図る
日本駐車場開発のグループ会社は、群馬県片品村のスキー場跡地で木質バイオマス発電事業を行うことを決定した。バイオマスガス化発電・コージェネレーションである「Volter(ヴォルター)50」(50kW機)を5基設置する。発電の原料である木質チップは計画に則り間伐・皆伐される際に排出される地元産の木材資源を利用する。 -
携帯電話基地局用に自家消費型小水力を運用する実証実験中【NTTドコモ】「グリーン基地局」化の取り組みの一環として
携帯電話キャリア大手のNTTドコモは、自社の基地局の電源として小水力発電を用いる実証実験を開始した。携帯電話基地局に自家消費型の水力が用いられるのは国内初の事例と言われている。実証機は出力100Wで、宮崎県の山間部にある棚田エリアに設置。24時間365日の発電を行っている。 -
家庭用蓄電池最適制御の実験実施中【NTTドコモ/NTT-AE/NTT-SE】太陽光の余剰電力蓄電・系統電力逼迫時に放電を想定
NTTドコモ、NTTアノードエナジー(AE)、NTTスマイルエナジー(SE)は、余剰電力の充電と放電により、昼間に発電量が過剰となりやすい太陽光発電に合わせた電気使用を自動制御で実現することで、太陽光の出力制御が拡大する現下の状況において再エネの有効活用を目指す家庭用蓄電池最適制御の実証実験を行っている。 -
【インタビュー】施工の現場から「第99回」:年3回草刈りしても、「20万円以上の売電損失発生」の事例あり
野立ての太陽光発電所にとって、雑草対策は終わりのない課題である。昨年有効だった対策が、今年も同じように効果を発揮するとは限らない。今回の事例では、「年3回草刈りを実施しているから大丈夫」と考えていた発電所で、発電量を解析した結果、「草の影響だけで年間20万円以上の売電損失が発生していた」ことが明らかになった。 -
岡山県西粟倉村の6施設に合計273kWhのLIB納入【YAMABISHI】エネ地産地消を効率化し地域脱炭素化に貢献
産業用電源装置メーカーのYAMABISHI(東京都大田区)は、岡山県西粟倉村の6つの施設に産業用リチウムイオン蓄電(LIB)システム「YRWシリーズ」を納入した。各施設で太陽光パネルと連係し、脱炭素化やエネルギー効率運用に貢献している。 -
ペロブスカイト太陽電池をソーラーシェアリングに【積水化学工業/TERRA】千葉県匝瑳市で実証開始
積水化学工業と営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に特化して自社発電事業・EPC・コンサルティング・部品開発を行うTERRA(千葉県匝瑳市)の2社は、営農型太陽光発電にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を導入するための国内で初めての共同実証実験を、千葉県匝瑳市で8月2日から開始した。 -
《開催告知「GLOBAL OFFSHORE WIND SUMMIT Japan 2024」》洋上風力発電ビジネスの国内外のキーマンが一堂に会する一大イベントが札幌で9月開催へ
「GLOBAL OFFSHORE WIND SUMMIT-Japan(グローバル・オフショア・ウィンド・サミット日本/GOWS-J)2024」が9月3日(火)から2日間、札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)で開催される。日本における洋上風力発電の大きな可能性と強力な産業基盤を活用することを目的としたイベントだ。 -
<レポート>ビジネスマッチングイベント「GeマッチングBIG」開催 下水道-肥料-太陽光の3者シナジーを脱炭素で発揮 目指して
「下水汚泥の肥料利用」と「太陽光発電」 をテーマにしたマッチングイベント「GeマッチングBIG」がこのほど、「下水道展’24東京」(公益社団法人日本下水道協会主催)の初日に開催された。会場となった東京ビッグサイトには44の企業・団体および自治体がブースを構え、自治体、企業、研究機関から約290名の関係者が訪れた。 -
<フォトレポート「下水道展’24東京」>東亜グラウト工業、老朽管路の更生と下水熱利用を同時に実現するヒートライナー工法などを紹介
下水道管路の洗浄・調査・更生などの維持管理を行う東亜グラウト工業(東京都新宿区)は、「下水道展’24東京」(7月30日~8月2日、東京ビッグサイト)に「まちのお医者さん~管路の綜合ソリューション~」をテーマに出展。老朽管路の更生と下水熱利用を同時に実現するヒートライナー工法などを紹介した。 -
《【特集】太陽光発電所のケーブル盗難対策》〈特別寄稿〉太陽光発電所の盗難リスクと対策
盗難に限らず、防災と損害保険を一体とし、本件盗難では更に犯罪抑止の社会的対策も合わせて検討されるべきものと考えます。しかし、損害保険の調達が大変厳しいものになっています。