【≪特集≫第7回全国小水力発電大会in京都】出展社ピックアップ②日本小水力発電:豊富な知見基に長期・安定的な小水力発電事業を支える
- 2022/10/31
- 特集
- 新エネルギー新聞2022年(令和4年)10月31日付

日本小水力発電は、水力発電所運営の総合エンジニアリングサービスを提供している。水力発電先進国の欧州製水車と、信頼の国内制御装置を組み合わせた最適な発電所開発と、同社技術員による安心のメンテナンスで、長期にわたる発電所の運営をサポートする。
[画像・上:マーベル社の立軸5射ペルトン水車]
今年で創業21年を迎え、日本全国35カ所を超える納入実績。欧州水車メーカーのマーベル(チェコ)、シンク(チェコ)、リハート(ドイツ)、ハイドロワット(ドイツ)の4社と業務提携し、長年の技術ノウハウと最新の生産設備により、高品質な水車を提供している。発電所計画地点の水量と落差に適する水車を幅広く取り揃えている。

発電機は、欧州一流発電機メーカーの他、国内の最新の永久磁石式同期発電機なども、水車と組み合わせて納入可能。制御装置は水車発電機の仕様、運用形態、要望などにより、経済性が高くトータルバランスの取れたシステムを提供する。
また、小水力発電の建設・運営の予定者に対して「セカンドオピニオンサービス」も実施している。水車選定、設計、金融機関との交渉サポートなど、50年、100年続けられる小水力発電所となるようサポートする。
ブースでは、同社の全納入実績を写真で展示する。昨年6月に運開した相ノ又谷(あいのまただに)水力発電所(富山県朝日町、出力961kW)には、マーベル社の立軸5射ペルトン水車を納入した。同社と清水建設、NES(富山県富山市)の共同出資による事業会社「水の国電力」が運営している。