【特集《全国小水力発電大会》】出展ブースピックアップ:WWS-JAPAN/イー・セレクト

WWS-JAPANイー・セレクト
ブース番号:32/33

小水力大国・オーストリアの技術で低落差でも発電可能なシステム事例を紹介

[画像・上:水路ゲートに一体的に組み込まれたカプラン水車「パワーゲート」]

オーストリア水車メーカーの日本法人WWS-JAPAN(ブース番号32/33)と小水力に特化したコンサルタント会社イー・セレクト(ブース番号32/33)は、企業展に出展する。

WWS-JAPANは、既存落差工水路に設置可能なコンパクト発電システム「パワーゲート」を紹介する。2~3mの低落差で発電でき、河川の取水堰や農業用水路の放流部にそのまま設置できる点を訴求する。オーストリアから本社WWS-wasserkraftのクリストフ・ワーグナーCEO、ギュンター・シャラー取締役が来日し、ブースで情報交換を行う予定。10月31日(木)の企業プレゼンテーションでは、同国での「パワーゲート」導入事例も紹介する。

イー・セレクトは、同社が企画・設計を担当した黒土川小水力発電所(兵庫県宍粟市)が「令和5年度気候変動アクション環境大臣賞」を受賞した。

オーストリア製横軸2射ペルトン水車を採用し、取水部にはコアンダ効果を活用したメンテナンスフリーの取水設備を導入している。簡単なメンテナンスで取水が安定し、低ランニングコストを実現でき、小水力発電の事業収益を改善する。

11月1日(金)の分科会「永続化のための技術」(第2展示場)の第1分科会では、岡山秀行代表取締役がコーディネータを務めて、「小水力発電所の長期保全計画」についてパネルディスカッションが予定されている。

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