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タグ:新エネルギー新聞2024年(令和6年)05月27日付
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「積み荷は再エネ電気」横浜港のCNポート化と240MWh「電気運搬船」による再エネ電力供給に向け官民が協業開始【横浜市/東電PG/海上パワーグリッド】洋上風力の送電手段としても構想
横浜市、一般送配電事業者の東京電力パワーグリッド(PG)、海上パワーグリッド(東京都港区)の官民3者は、横浜港におけるカーボンニュートラル(CN)ポートの形成に必要となる、電力ネットワークの将来構想や新たなグリーン電力供給拠点の構築検討に関する覚書を締結した。 -
風車ブレード内部点検用遠隔操作機器のレンタル開始【アクティオ】目視点検行う作業員の事故リスク・負担低減
建設機械のレンタル事業を展開するアクティオ(東京都中央区)は、風力発電機のブレード内部点検用の新たな遠隔操作機器「パイプクローラーA-150S」のレンタルを開始した。対応パイプ直径は150から600mm、内蔵バッテリーは最大8時間の連続駆動を可能にする。ケーブルの長さは最大200mで、搭載するカメラはフルHD1080pの解像度でパン・チルト・ズーム・カメラ位置調整が遠隔で可能になっている。 -
国内初・トランジションピース使用する洋上風力EPC・保守関連訓練施設竣工【商船三井/北拓】洋上風力先駆けの地・北九州で関連人材育成推進
商船三井(東京都港区)と、三井商船グループで風力発電メンテナンス事業を行う北拓(北海道旭川市)は5月、北拓・北九州支店(福岡市北九州市)の敷地内において共同で建設を進めていた洋上風力発電特化型運用・保守管理トレーニング設備が完工し、竣工式を挙行した。 -
久留米市よりごみ処理施設の整備・運営事業を受注【川崎重工業】電気と熱を市民プールへ供給、余剰電力は売電
川崎重工業はこのほど、福岡県久留米市より「久留米市次期上津クリーンセンター施設整備及び運営事業」を受注し、3月26日に契約を締結したと発表した。共同企業体は、既存ごみ処理施設の隣接地にごみ焼却施設(1日の処理量209トン)、可燃性粗大ごみ処理施設(5時間の処理量35トン)、機密文書リサイクル施設(1時間の処理量0.4トン)のほか、ごみを焼却した際のエネルギーを利用して発電する蒸気タービン発電機(出力4,850kW)を設置する。 -
羽田空港で航空会社にSAFを供給【ユーグレナ/日本空港ビル】サプライチェーン構築を共同で検討
ユーグレナ(東京都港区)と日本空港ビルデング(日本空港ビル/東京都大田区)は5月8日、持続可能な航空燃料(SAF)の供給・販売の事業化に向けたサプライチェーン構築を共同で検討する基本合意書を締結した。 -
佐竹敬久・秋田県知事が県内の再エネ・洋上風力の導入拡大と関連地場産業振興促進を国に要望
新たなエネルギー基本計画や地球化温暖化対策計画の議論が始まったことを念頭に、秋田県の佐竹敬久知事は5月、国の各省庁を訪れ、県内の再エネ導入促進などの申し入れを行った。申し入れには金田勝年・衆議院議員や冨樫博之・衆議院議員ら秋田県を地元とする国会議員も同席し、地域の要望としての再エネと関連産業振興をプッシュした。 -
家庭用の新たな蓄電システム発売【Looop】5.8kWhと11.5kWhの2モデル展開
再生可能エネルギー開発事業や新電力事業などを手掛けるLooop(東京都台東区)はこのほど、家庭用ハイブリッド型蓄電システム「SOLABOX」を発売した。パワーコンディショナにはMPPTシャドウスキャン機能を搭載し、太陽光パネルの一部に影がかかっても最適な発電量に制御する。 -
ゴルフクラブ駐車場にソーラーカーポート導入【しろくま電力】クラブ内年間需要の17.5%の電力供給可能
新電力のしろくま電力(東京都港区)は、リコーリース(東京都港区)と共に、ゴルフコースであるカレドニアン・ゴルフクラブ(千葉県山武郡)にソーラーカーポートを設置した。想定発電量は年間25万8,617kWhで、ゴルフクラブ内の年間電力需要のうち17.5%を賄うことができる。年間117.5トンのCO2排出量削減を見込む。 -
EMS技術の共同開発によるエネインフラへのソリューション提供年頭に業務提携【NextDrive/ムダカラ】脱炭素社会実現に貢献目指し
IoE(Internet of Energy)関連技術開発や商品展開を行うNextDrive(東京都港区)と、IoT(Internet of Technology)を用いた省エネ技術・商品を取り扱うムダカラ(東京都港区)は5月、業務提携契約を締結した。 -
【インタビュー】施工の現場から「第96回」:太陽光発電所の保険をどう考えるか?
太陽光発電所の保険の引受が非常に厳しくなっている。太陽光発電所のケーブル盗難が異常なほど多発していることもあり、従来の保険料率では保険会社の損失が大きくなりすぎるためだ。 -
MWクラス蓄電システムの運用を開始へ【東急グループ】系統停電時に列車・駅舎へ電力供給、将来的には系統用蓄電池に類する運用も検討
私鉄大手の東急電鉄は、東急および東急パワーサプライと連携し、東急田園都市線沿線で運用されている市が尾変電所(横浜市青葉区)敷地内にメガワットクラスの大規模蓄電システムを設置する。設置される蓄電システムは出力が2.1MW、容量は10MWh。蓄電池本体はGSユアサ製、PCSは明電舎製を採用する。 -
EV車両導入・充電インフラ整備の法人向けワンストップサービスを展開へ【東光高岳グループ】みずほリースと協業
東光高岳(東京都江東区)と子会社のミントウェーブ(東京都新宿区)は5月14日、みずほリース(東京都港区)と昨年9月に基本合意したEVワンストップサービスの構築について、サービスの一部である充電設備分野での協業を目的とした業務協定を、みずほリース、東光高岳、ミントウェーブの3社間で締結したと発表した。 -
スマート業務管理採用で施工・O&M事業の効率化と職場環境改善を一体的に推進=LEEテックス
LEEテックス(千葉県木更市)は、太陽光発電および一般電気設備工事を行っている。これまでに数多くの非住宅等太陽光発電システムの設置を手掛けており、定期点検・保守メンテナンスにも対応。また、県内を中心に太陽光発電所8カ所を運営する。同社は2021年より、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を利用し、管理業務の効率を大幅に改善したほか、近年増加しているケーブル盗難被害などの報告に写真機能を活用し、迅速な対応で顧客から喜ばれている。 -
愛知県瀬戸市で新たな生産拠点の運用開始【日東工業】MW自家消費太陽光などにより実質再エネ電力100%実現
日東工業(愛知県長久手市)は4月、愛知県瀬戸市で建設を進めていた環境配慮型工場が稼働したと発表した。自立形キャビネットなどを生産する新工場で、パネル容量1,312kWの太陽光発電システムや、カーボンフリー電力の購入により100%再エネ電力を賄う。6月には同社の蓄電池システム「サファLink-ONE-」も設置される予定。 -
全国18拠点に電力供給・グループ内オフサイト自家消費開始【ハウス食品グループ/JFEエンジニアリング】低炭素電気採用で各拠点CO2排出量を平均16.3%削減へ
ハウス食品グループ本社(東京都千代田区)とJFEエンジニアリング(東京都千代田区)はこのほど、「多拠点一括エネルギーネットワークサービス(JFE-METS)」の稼働を開始し、運用開始記念式典を行った。ハウス食品・静岡工場内のガスコージェネレーションシステムで発電した電力を、同グループ8社18拠点に融通する。