耕作放棄地再生、ふたたび営農へ 千葉県匝瑳市でソーラーシェアリングのメガソーラー運開(上)事業開始から3年、メガソーラーに

九十九里浜に面する街、千葉県匝瑳市で、発電事業と農業とを並行して行うソーラーシェアリング(営農型発電)の新たな施設が運開した。3月27日に系統連携を完了している。発電所名は「匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所」。その名の通り、メガソーラーでソーラーシェアリングを行う。国内では前例のないこの大規模営農型発電所の特徴は、地域農業の活性化を目指している点。あくまで主役は農業であり、その手段のために発電事業が位置付けられている。

[画像・上:落成式にて。事業関係者に加え、総理経験者が3人も参加した]

「匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所」(千葉県匝瑳市飯塚地区)の設備容量は1,000kW。約3万2,000㎡(約3.2ha)の耕作地にソーラーシェアリング用架台を設置、この架台にWWB製の専用パネル1万0,419枚を敷設した。パワコンはSMA製で、小容量の機器を約40台設置する分散型設置としている。

匝瑳メガソーラーシェアリング第一発電所の全景(提供:匝瑳ソーラーシェアリング合同会社)

発電事業者は、本事業のために創設された匝瑳ソーラーシェアリング合同会社が担う。合同会社の代表(職務執行者)は、地元の農業生産者である椿茂雄氏。合同会社の一員である市民エネルギーちば(代表者=東光弘氏)や千葉エコ・エネルギー(代表者=馬上丈司氏)らと共に、過去3年間匝瑳市でソーラーシェアリングの検証や運用を行ってきた。

当初は50kW未満の低圧発電だった。その後順次スケールアップして、今回のメガソーラー運開にまで漕ぎ着けた。

合同会社には、金融機関の城南信用金庫、再エネ事業のSBIエナジー(SBIホールディングスグループ)、イベント関連などの有限会社enも加わりソーラーシェアリングの運営を支える。

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