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アーカイブ:2025年 9月
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車載品をリユースした燃料電池システムの実証開始【NEDO/Hondaほか】地産水素を活用、DCの電源として想定
本田技研工業、化学メーカーのトクヤマ、総合商社の三菱商事が共同で検討してきた、化学工場から複製される水素および燃料電池自動車(FCV)に車載されていた使用済みの燃料電池ユニットを活用して発電し、データセンター(DC)に発電電力を供給する想定での実証を山口県周南市で開始。8月に実証サイトの開所式を開催した。 -
全国の2割の市町村、「地域産の電力供給量」が「地域の電力需要量」上回る≪千葉大学/ISEP調べ≫2023年度の再エネ発電供給量国内合計は前年度比7.8%増
千葉大学大学院教授の倉阪秀史氏とNPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)は、日本国内で産出される再エネと食料に関して、供給と需要の実態などを国内総量・自治体別に把握する「永続地帯」研究を共同で進めている。今般、その最新版となる2024年度の報告書が公表された。 -
連載「100%自然エネルギー地域をゆく143」日本の100%自然エネルギー地域 ~エネルギー永続地帯の最新データ(2023年度推計)
都道府県や市町村別などの地域毎に評価することで、より大きな割合で自然エネルギーを供給している地域を見出し、自然エネルギーにより持続可能な地域を将来に渡り増やしていくことが重要です。 -
0~100%水素混焼可能な空調システムを共同開発【パナソニック/大阪ガス】混焼比率は任意設定可能、既存機の燃焼関連部品の交換のみで変更可能
パナソニック 空質空調社、大阪ガス、大阪ガスの100%子会社であるDaigasエナジーの3社は、水素および都市ガス混焼対応の空調システムを業界で初めて開発した。水素混合比ゼロ(LNG・都市ガス専焼)から100%(水素専焼)まで任意に混焼比率を変更できる。 -
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吸蔵合金式のコンパクトな水素タンク開発【竹中工務店/那須電機鉄工】新たな熱交換構造内蔵で十分な水素吐出量を確保
竹中工務店と、鉄塔・鉄構や架空線などを取り扱う那須電機鉄工は、水素発電技術の適用拡大に向け水素ガスを安全に貯蔵・運搬できる小型軽量の水素タンクを共同開発した。本タンクは那須電機鉄工が開発したナノ化鉄チタン水素吸蔵合金を用いて水素を貯蔵する。吸蔵合金なので危険物に該当せず、特別な資格がなくても扱うことができる。 -
高容量の水素吸蔵合金タンクを開発【FDK】ニッケル水素電池の知見応用
台湾・華新科技(PSAグループ)のグループ企業で電池メーカーのFDK(東京都港区)は、新素材を用いた水素吸蔵合金を開発した。チタン・マンガン・ジルコニウム・ニッケルなどの合金を材料とするAB2型を開発した。 -
【インタビュー】施工の現場から「第111回」:雑草対策、年3回の除草剤散布に変更した効果
太陽光発電所の雑草対策を、今年から年3回の除草剤散布に切り替えた。昨年までの年2回の草刈りでは、発電量解析の結果から不十分であることが判明したためだ。 -
電事法規定改正+温暖化による雑草刈り頻度増加により太陽光発電所火災延焼対策としての「防草シート」のメリットに注目集まる=経産省
「草を繁茂させない」手法で長期的コスト優位性発揮の可能性 5月、電気事業法に基づく太陽光発電設備の技術基準「発電用太陽電池設備に関する技術基準(太技)を定める省令」の付言部分(太技逐条解説)の一部が改正された。野…