【特集「スマートエネルギーWeek2020」】⑥英弘精機:太陽光の日射計、風力のライダ。再エネ支える「測定技術」の粋が結集

英弘精機

太陽光発電展 S2-11/風力発電展 A9-30

英弘精機は日射計をはじめとする太陽光発電のO&Mに役立つ製品と、風力発電を包括的にサポートする製品を出展する。

[画像・上:スカイカメラ「ASI-16/51」]

携帯型分光放射計「MS-730」

太陽光発電向けでは、新開発の携帯型分光放射計「MS-730」を展示する。スマートフォンで計測制御する次世代型の携帯型分光放射計で、測定波長範囲は300~1,050nm。分光放射照度や反射率の測定も可能なため、オンサイトでモジュールの発電性能を評価できる。

またスカイカメラ「ASI-16/51」も展示する。180度の視野を有する自動カメラシステムで、写真と動画の双方で全天の高解像度画像を撮影し、雲量を測定する。ソフトウェアで雲の範囲と分類を分析し、発電量予測のための詳細なデータを提供できる。

スキャニングライダー「WLS400S」

風力発電向けでは、世界で1,300台以上の導入実績がある風況観測用ドップラーライダーシステム「WINDCUBE」を展示する。上空の高度40~200m以上までの風況が計測可能で、設置が容易なのが特長だ。洋上風力発電の環境アセメントやO&Mでの利用も増加している。またスキャニングラーライダー「WLS400S」は、装置上部のスキャンヘッドが方位角360度、仰角190度で走査し、3次元で気象観測およびマッピングを行う。観測距離は3、6、10kmの3機種で、陸上から洋上の風況を計測できるため、洋上風力発電のコスト削減に繋がる。

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