【特集「スマートエネルギーWeek2020」】⑩Wave Energy:高圧受電設備用の低圧分岐自家消費型太陽光に対応する制御箱「ZES BOX」発表

Wave Energy

太陽光発電展 S1-27

Wave Energyは300kVA以下の高圧受電設備で、低圧分岐の自家消費型太陽光発電に対応する制御箱「ZES BOX」を出展する。自家消費型のPVに必須となる逆電力継電器と買電電力計を一体化した「自家消費みまもる君」を、パワコン制御装置、UPS、OVGRと共にコンパクトに内蔵。高圧回路側に配置することでPVシステムとの接続ケーブルが1本にでき、コストダウンと施工性向上に繋がる。既設高圧盤への後付けも可能だ。

[画像・上:高圧受電低圧分岐向け制御箱「ZES BOX」]

自家消費型PVで発電収益を上げるには逆電力を動作させずに最大限発電し、買電がない時間をできるだけ長くすることが望ましいが、消費電力は数秒ごとに変化するため、通常の自家消費型システムは発電電力の不安定な分を考慮して最低限の買電が行われる。しかしWave Energyの制御システムは発電電力をパワコンではなく高圧回路で計測し、補機電力・変圧器のロス分を差し引いた実際の発電値で制御する。この技術により消費電力量と発電電力量を同一にし、発電が安定している時間帯は買電を発生させない。

ほかにブースでは、分散型パワコン用高圧キュービクル「SOLAR SPEC MINI T」1,000kVA対応の新型も展示する。SOLAR SPEC MINI Tは交流集電盤、変圧器、送電盤を一体化した製品。高さが1,200mmのためモジュール下にも置け、3トン以下トラックでの搬入もできる。造成費・設置費・施工費・電気工事費の削減を実現する。

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