三沢市よりごみ焼却施設整備事業を受注【荏原環境プラント】建設後の管理運営も実施
- 2020/6/5
- バイオマス
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)05月25日付

荏原環境プラントはさきごろ、同社を代表企業とする共同企業体が青森県三沢市より「ごみ焼却施設整備運営事業」を受注したと発表した。契約した設備運営事業費は143億円(消費税別)。
事業方式は、設計・建設・運営を民間事業者が一括して行うDBO方式。構成企業が設立する特別目的会社(SPC)が受託する。SPCは同市清掃センター内の施設のうち、老朽化が進むごみ焼却施設を解体し、エネルギー回収型廃棄物処理施設を建設する。その後、20年間の管理運営業務を請け負う。
設計・建設期間は2019年12月~2023年3月、運営期間は2023年4月~2043年3月。
新設する廃棄物処理施設の処理規模は1日52トン(2炉)。ごみ焼却時に発生する余熱は場内給湯に利用する予定。

