「エネファーム購入者に太陽光を無償提供」サービス開始【三井ホーム/東京ガス】経済性・防災性・環境性の三方良し図る
- 2020/6/4
- 太陽光, 水素
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)05月25日付

三井ホームと東京ガスは、家庭用燃料電池「エネファーム」を導入するユーザーに太陽光発電設備を無償で提供する新サービス「未来発電G withずっともソーラー」を開始した。
[画像・上:「未来発電G withずっともソーラー」のスキーム図(提供:三井ホーム/東京ガス)]
本サービスの対象となるのは、東京ガスの都市ガス供給エリア内で三井ホームの新築戸建住宅を建設し、東京ガスが販売するエネファームを導入するユーザー。3kW以上10kW未満の規模の太陽光発電設備が提供される。
発電設備の設置工事・電気設備工事費・エネファームの機器費・設置工事費はユーザー負担となるが、導入後はエネファームと太陽光のダブルで発電される電気を自家消費することで系統経由の購入電力量を削減できる。
家庭で使用しきれなかった余剰電力は電力会社に売電される。売電収入は10年間の契約期間中は東京ガスに譲渡され、10年間の契約終了後は売電収入もユーザーの収入になる。
自家消費による経済性に加えて非常用電源としての機能も期待できる。またZEH(ネットゼロ・エネルギー・ハウス)認証の取得にも寄与することができる。

