【《特集》林機展2025】出展者ピックアップ①諸岡

諸岡

出展番号:16
走行性・安全性・メンテナンス性全てで従来機種を上回る新たなフォワーダを実機展示・実演

[画像・上:新型フォワーダのうちのひとつである「MST80F」イメージ]

諸岡はゴムクローラ式フォワーダや、木材破砕機などを展示・実演する。特に林業現場のニーズに応える設計にした新型フォワーダ3機種、最大積載量6.5トンの「MST65F」、最大積載量8トンの「MST80F」、現在開発中で全旋回の最大積載量6トンの「MST60FR」に注目だ。

新型フォワーダ2機種では、オーバーヒート対策が行われた。ラジエータの材質にアルミニウムを採用し、コア容積も増量。ラジエータに密接していたオイルクーラを分離・移設し、直接空気が当たる構造にして冷却効率を上げた。またメッシュグリルによりコアに詰まりそうなゴミの侵入を防止。加えてラジエータの前面をフルオープンできるようにして、清掃も容易にした。

従来型と比較し車両性能も大幅にアップしている。エンジンをダウンサイジングし、油圧の能力を増強することで走行速度とパワーを向上させた。さらにエンジンカバーの高さを下げて、右側視界を確保。オペレータの安全も考慮されている。

開発中の全旋回フォワーダは、林業専用設計で低重心、荷台床面高がリジットフレーム並みなのが特長。エンジンも前方に縦置きするレイアウトにし、重心のバランスも取りやすくしている。なお走行性能、安全性、メンテナンス性なども従来型から改良されている。

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