ゴルフ場跡地にメガソーラー建設【パシフィコ・エナジー】和歌山県内最大級の11万1,055kW

パシフィコ・エナジーはさきごろ、和歌山県上富田町で「和歌山太陽光発電所」の建設に着手したと発表した。同社にとって同県で開発した初の案件となる。

[画像・上:「和歌山県太陽光発電所」完成イメージ図(提供:パシフィコ・エナジー)]

ゴルフ場跡地(約74ha)を再開発し、JAソーラー製パネルを設置する。発電容量は同県最大級となる11万1,055kW、年間発電量は一般家庭約4万世帯の使用量に相当する約1億5,000万kWhを見込んでいる。2022年3月をめどに運転を開始する予定。発電した電力は全量を関西電力へ売電する。

EPC(設計調達施工)サービスは、シャープエネルギーソリューションが請け負う。三菱UFJ銀行がアレンジャーとしてシンジケート団を組成し、べーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)が法律顧問を務めた。

上富田町では、タカラレーベンが2017年にゴルフ場跡地の敷地を活用したメガソーラー「LS白浜発電所」(約7,800kW)を建設している。「和歌山太陽光発電所」はその隣地に建設する。

パシフィコエナジーは、同メガソーラーを含めて国内12件、合計出力1,042MWの発電所を建設している。このうち6件(合計540MW)が完工し、商業運転を開始している。

3月12日には、愛知県豊田市に「豊田メガソーラー」(6万2,000kW)を稼働させた。現在、岡山県和気町で「備前メガソーラー発電所」(11万2,000kW)、兵庫県姫路市で「夢前メガソーラー発電所」(11万2,000kW)、同上郡町で「赤穂メガソーラー」(10万2,144kW)など、全国でメガソーラーを建設中だ。

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