自社工場で太陽光発電の「第三者所有モデル」導入【黒田精工】購入した電力を自家消費するTPOモデルを採用

黒田精工はさきごろ、同社工場で自家消費太陽光発電サービス「第三者所有モデル」を導入すると発表した。発電開始は5月。

[画像・上:かずさアカデミア工場(提供:黒田精工)]

エネルギーサービス事業者SMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)が、黒田精工「かずさアカデミア工場」(千葉県君津市)の屋根スペース約3,600平方mに太陽光発電設備を設置する。発電した電力を黒田精工が購入し、全量を自家消費する。出力は552.8kWで、同工場の年間電気使用量の12%程度を賄う。

同社は地球温暖化対策に積極的に取り組んでおり、高効率モーター向け金型技術の開発や、社用車への燃料電池車の採用、遊休不動産のメガソーラー利用などを行ってきた。

2019年12月、新たなCO2排出量削減計画を発表。国内拠点で排出するCO2を2018年度対比で2030年度までに29%、2050年度までに80%削減する目標を掲げている。

今回のかずさアカデミア工場での「第三者所有モデル」導入は、再エネ導入計画の第一弾。今後、他工場への太陽光発電設備の導入も検討する。

SMFLみらいパートナーズは、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)グループで太陽光の開発プロジェクトを主体的に担っている。

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