郡山工場に約450kW太陽光発電設備を導入【ノボノルディスクファーマ】「熱電再エネ100%工場」環境負荷への低減を目指し自家消費

グローバル製薬企業のノボノルディスクファーマは、国内唯一の生産拠点である郡山工場(福島県郡山市)に太陽光発電設備の導入を決定し、このほど施工を開始した。稼働開始は7月1日を予定している。

[画像・上:ノボノルディスクファーマ郡山工場太陽光発電設備予定図(提供:ノボノルディスクファーマ)]

敷地内にシャープ製単結晶パネル(310W)を1,440枚設置する。総出力は446.4kW、年間想定発電量は同工場の年間使用電力の約22%に相当する50万2,800kWを見込む。発電した電力を自家消費することで、環境負荷への低減を図る。

ノボノルディスクファーマは環境負荷への軽減を企業の社会的責任と捉え、環境への影響を最小限にする取り組みを世界中で実施している。郡山工場での太陽光発電施設の導入もその一環。

同工場は、2016年に「グリーン電力証書設備」への参加により電力の再エネ化100%を達成。さらに「グリーン熱証書設備」への参加により、すべての利用エネルギーを再エネに転換したことで2018年にCO2排出量ゼロを実現している。

今回の太陽光発電設備の導入後、太陽光発電で補いきれない電力は、国が認証する「J-クレジット」など環境価値を含む電力に切り替えることで、同工場における100%再エネを継続する。

ノボノルディスクファーマはRE100加盟企業。計画によると今年中にグローバルの事業で使用する電力を100%再エネ由来に切り替える予定になっている。

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