木質ペレット製造工場、ロシアに完成【プロスペクト】木質ペレットを日本へ輸出

再エネ事業を展開するプロスペクトはさきごろ、ロシアで建設中だった木質ペレット製造工場の主要設備が完成したと発表した。今後、製造プラントの試運転と第三者機関による製品検査を予定している。

[画像・上:ボイラー工場内部(提供:プロスペクト)]

同社は2018年5月、ロシア連邦ハバロフスク地方のアムールスクで同工場の工事に着工した。

場所は共同事業体のパートナーであるRFPグループが所有・運営する二つの木材加工工場に隣接している。木質ペレットの原材料である高品質の製材残渣が長期的に低コストで入手できる立地にある。また、同時に鉄道でウラジオストックの不凍港へ直接運搬することができ、好条件が揃っている。

ボイラー工場の外観(提供:プロスペクト)

同社は、提携するRFPグループを日本への木質ペレット燃料輸出の長期的な戦略的パートナーと位置づけている。第1段階での木質ペレットの生産量は年間9万トンだが、生産が軌道に乗った後には13万5,000トンまで生産量を拡大する計画だ。最終的には、第2工場の建設を含めて年間50万トンの生産量を目標としているという。

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