HEMS機器をバージョンアップ、37機種と連携【パナソニック】窓の開閉・施錠の確認が端末で可能に

パナソニック ライフソリューションズ社は、同社のHEMS機器である「AiSEG2」(アイセグ2)のバージョンアップを行う。

[画像・上:HEMS機器「AiSEG2」外観(提供:パナソニック)]

今回の改定によって新機能が多数実装された。まず、窓センサー送信器(別売9,800円税別)との連携によって、窓の開閉のみならず解施錠の状態確認が初めて可能になった。スマホとつなげることも可能で、窓や鍵が開いた状態になるとプッシュ通信されるので外出先でも確認できる。

また、住宅に設置したIoTワイヤレス連動住宅用火災警報器と連携して、火災を検知するとAiSEG2およびスマホにプッシュ通知する機能も、戸建住宅向けとして業界で初めて可能になる。また、停電が発生した場合にエコキュートと連携することで自動湧き上げを停止。蓄電池の電気を湧き上げで使い切ってしまうことを防ぎ、必要な家電・機器へ給電できるので平時と同じ住宅内機器の環境を保つことができる。

新機能である戸締り確認画面のイメージ。スマホでも利用可能だ(提供:パナソニック)

加えて、オープンプラットフォームの強みを活かして対応機種を拡大。バージョンアップによって日立グローバルライフソリューションズ製のエコキュートやコロナ製のエアコンなどとも新たに連携が可能になった。これで28社37機種との連携が可能になり、この数は業界トップクラスとされている。

機能強化されたAiSEG2は3月から発売されている。但し火災警報器連携などの一部の新機能は今冬から対応する。本体価格は、7型モニター機能付きが8万円、モニターレスが4万円(いずれも税抜・工事費別)で、この価格は以前より据え置かれている。また、既にAiSEG2を導入していても、インターネット経由でファームウェアをアップデートすることにより利用が可能になる。

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