いよいよ開幕! PVJapan2017/第12回再生可能エネルギー世界展示会③ パナソニックエコソリューションズ社/テラドローン/リープトンエナジー/電中研・環境科学研究所
- 2017/6/26
- 特集
- 新エネルギー新聞2017年(平成29年)06月26日付

【②より続く】
【パナソニック エコソリューションズ社】ブース:P-1922

従来モデルに比べ3分の1に小型化した「パワーステーションS」
パナソニックのテーマは蓄電池導入。去る2月に発表された、同社の創蓄連携システムの新製品「パワーステーションS」は展示の中心だ。
もちろん、創蓄連携システムは、住宅への太陽光発電導入が前提。買い取り期間終了も睨みつつ、余剰電力の売電から自家消費へというトレンドをとらえた同シリーズもこれで4世代目。2kVAの高出力を維持しながら、大幅な小型化と施工の簡略化が図られている。
優れた高温特性を有する新型の高効率HIT太陽電池モジュール「P252α Plus」なども展示。創蓄連携システムと併せ、エネルギーの自給自足ニーズに応えるソリューションが構築可能。独自のPS工法による隙間の少ない美しい外観もアピールポイントだ。
【テラドローン】ブース:P-0101
PV Japanへの出展は初めてとなる同社だが、ドローン画像からの3Dイメージ生成技術を有し、昨年の設立直後から、太陽光発電サイトのドローン測量で実績を有する企業だ。
人が敷地に立ち入って測量を行わずとも、上空から撮影することで三次元データを生成。測量時間の大幅短縮、コスト削減を実現する。レーザ測量も併用し、森林を伐採せずとも上空からその下の地形を正確に把握することも可能だ。

EPC、O&M共に、ドローン活用への関心は高まっている
もちろん、O&Mでの赤外線カメラ撮影などもドローンの得意分野。手持ちで撮影するより格段に正確で速く、見落としも少ない。改正FIT法もあり、O&Mはますます重要となっている。ドローン導入に関心のある事業者は必見だ。
【リープトンエナジー】ブース:P-1614
リープトンエナジーでは、PV搭載カーポート「SUNSMART」を中心に展示。
屋根上は限界でも、モジュール導入量が増やせると人気のカーポート。柱を太くし強度を高め、筋交いを無くすことで自動車の乗り降りがスムーズなど、利便性も向上している。ブースでは階段の用意もあり、太陽電池モジュールの搭載状況も一目瞭然だ。

人気のカーポートを中心に、同社製品を幅広く紹介するリープトンエナジーのブース
他にも、発電効率はもちろん、耐久性や耐食性においても高い品質を誇る太陽光モジュール、傾斜地対応や陸屋根設置用などを含む様々な架台なども展示する。さらに、同社の資材とノウハウを生かした自社発電事業についても紹介。
太陽光発電をトータルで提案できる同社の総合力をアピールする。
【電力中央研究所 環境科学研究所】ブース:R-2112
電力中央研究所環境科学研究所は、地熱発電所や風力発電所のための環境アセスメント技術や気象予測に基づく再生可能エネルギーの発電予測について紹介する。
冷却塔からの硫化水素拡散を評価する必要があるのは地熱ならではと言える。これまで風洞実験が必要だったこの評価は、電中研開発の拡散予測モデルの利用が可能となった。これによるコスト及び期間の削減効果は大きい。地熱発電の普及に向けた効果が期待される。
また風力発電では鳥類への影響は重要なポイント。調査員による現地観察をカメラで置き換える仕組みは、精度向上と長期観測に役立つという。

3次元数値流体計算に基づいた拡散予測モデルで予測した濃度計算のイメージ
研究所ゆえ、製品として提示されるものではないが、他の展示も含め、今後の再エネ普及に役立つ、さまざまなアプローチを紹介するブースだ。

