《創刊10周年特集〝エネルギーの来し方10年・行く末10年〟各社イチオシ「脱炭素に向けたプロダクト&ソリューション」》A-スタイル「産業用蓄電池eCHARGE(38.4kWh)」
- 2024/6/14
- 特集
- 新エネルギー新聞2024年(令和6年)06月10日付
「生の再エネ」を余さず充電する蓄電池が容量を従来比3倍に増量
[画像・上:「産業用蓄電池システムeCHARGE(38.4kWh)」システム外観]
2017年に発売した産業用蓄電池システムeCHARGEをこの度リニューアル致しました。発売当初は13kWhでしたが、今回38.4kWhのタイプを新たに販売開始しております。
主な特徴として、DCリンクで太陽光から発電した電力のみを充電し、太陽光パワコンへ接続するシステム構成となっております。市場で多く見られる双方向のハイブリット蓄電システムの場合、系統から充電する機能も付いているため、DC/ACの変換が充電時と放電時にも発生し変換ロスが大きくなること、必ずしも「再エネ由来」ではないことなどが、大きなネックとなっておりました。
一方でeCHARGEの場合は、DCリンクであることで、太陽光パワコンを用いて一度だけAC変換、その後自家消費や非FITにて系統連系を行うことで、非常に高効率での再エネ電力の活用が可能となります。また太陽光発電特化型であり、且つDCリンクであることから、充電された電力もすべて「再エネ由来」の電力となります。従来の太陽光パワコンをそのまま活用できることから、システム価格も抑えられます。
太陽光のみの場合は、日中の発電で消費はカバーできますが、朝晩の時間帯の消費は再エネでカバーできないという悩みや、日中の消費量対策のみだと、広い屋根を活用しきれないなどのネックがありました。日中使い切れない太陽光からの発電電力は蓄電池に充電し、朝晩の消費に回すことが可能ですので、従来のネックを解消できる妙手として、自家消費発電所、自家消費、非FIT発電所向けに拡販を目指します。
株式会社A-スタイル
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