《【特集】SMART ENERGY WEEK【春】》出展社ピックアップ③エクソル
- 2025/2/17
- 特集
- 新エネルギー新聞2025年(令和7年)02月17日付

エクソル
太陽光発電展
ブースNo.S23-40
[画像・上:低反射(防眩)太陽光パネル]
エクソルは3月に発売予定の住宅用「低反射(防眩)太陽光パネル」をPV EXPO 2025春に出展する。
ガラス表面に高密度な凸凹を形成し、太陽光による反射光を分散、眩しさを抑える。一般的な太陽光パネルは反射光を完全に無くすことはできないが、新製品の低反射(防眩)太陽光パネルは、同社の従来製品と比較して光の反射(光沢度)が約95%もカットされている(光沢度60度測定時)。
またブラックバックシートを採用してパネル全体の基調を黒色にし、反射をさらに抑えつつ高級感を備える意匠にしており、住宅屋根とより調和する太陽光パネルとなっている。
住宅用太陽光は東京都の新築向け設置義務化が4月から施行になるなど、2050年カーボンニュートラルに向け導入拡大が進む。低反射(防眩)太陽光パネルは景観対策および近隣住民への配慮になると同時に、今まで光害などのリスクにより設置が難しかった屋根面への設置検討ができるため、さらに普及を進展させ、設置容量を増加させるメリットがある。
製品展開は、225Wの高電圧化パネル(VOLTURBO)と、435Wの2機種。エクソルは「全棟搭載」の実現を目指しており、狭小屋根や設置を諦めていた屋根であっても大陽光を設置できる可能性を広げるラインアップ展開となっている。
またエクソルはJPEA「地域共創エネルギー推進委員会」の委員長会社として、地域との共生・共創を前提とした事業に取り組んでおり、今般の製品開発はその一環となる。
なお低反射(防眩)太陽光パネル2機種は都の上乗せ補助対象事業「優れた機能性を有する太陽光発電システムの認定」に申請中で、低反射(防眩)の光沢度基準を大幅に下回る測定結果を提出済みだ。