パナソニック、創業100周年を機に「無電化ソリューションプロジェクト」を開始
- 2018/5/17
- 国際
- Web版オリジナル記事

パナソニックは、社会貢献活動の一環として創業100周年を機に、電気の知識などの啓発・教育の実践と商品寄贈を組み合わせた『無電化ソリューションプロジェクト』を開始した。
本プロジェクトは「無電化地域で暮らす一人ひとりが自立したサスティナブルな社会づくり」への貢献を目的に今回新たに取り組むもので、十分な電力供給がない地域に対して、太陽光発電・蓄電システム等の寄贈に加え、知識・技術の研修を通じた人材育成や電気を活用した地場産業モデルの開発などを行う。これらにより教育基盤の確立と収入増に貢献し、コミュニティの自立を支援するとともに、国連の持続可能な開発目標(SDGs)達成にもつなげる。
特に無電化人口の多いアジアやアフリカを対象に、世界の無電化地域の社会課題の解決に取り組んでいるNGO/NPOと共同で推進する。まずは、インドネシア(2018年1月~2019年12月)、ミャンマー(2018年4月~2020年3月)、ケニア(調整中)の3カ国で取り組みを開始し、順次他の国・地域へ拡大を目指す。
〈具体的な活動内容〉
1.地域住民に対し、持続可能な発展を目的とした啓発学習を実施
地域住民を対象に、電気利用についての意識啓発学習や、太陽光発電・蓄電システムに関する基礎研修を実施、コミュニティにおける寄贈後の自主的な活用を促す。
2.再生可能エネルギーの活用促進のため、太陽光発電・蓄電システムを寄贈
太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライステーション」、LED照明付小型蓄電システム「エネループソーラーストレージ」やソーラーランタン等の商材を寄贈。学校や集会場など地域での活用や家庭での使用を想定する。
3.電気を活用した地場産業モデルを開発し、収入向上を支援
太陽光発電・蓄電システムで発電される電気を活用し、農産物や魚の加工等、小規模な産業モデルづくりに挑戦します。メンテナンスやバッテリー交換等の活動継続に必要な資金確保など、地域の社会的経済効果も目指す。
同社は今後も、新興国・途上国の社会課題の解決に向けた企業市民活動を通じて、”A Better Life, A Better World”の実現に貢献するとのことだ。
〈本プロジェクトを通じて達成を目指す持続可能な開発目標(SDGs)〉
「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
「パートナーシップで目標を達成しよう」
「すべての人に健康と福祉を」
「質の高い教育をみんなに」
「ジェンダー平等を実現しよう」
「貧困をなくそう」
〈パナソニックの新興国・途上国に対する支援活動について〉
同社は自社技術・製品を活用し「事業を通じて社会の発展に貢献する」ことを基本に、重点テーマとして「共生社会の実現に向けた貧困の解消」を掲げて企業市民活動(社会貢献活動)を推進している。無電化地域への取り組みでは、これまでに合計10万台のソーラーランタンを届ける「ソーラーランタン10万台プロジェクト」などを行ってきた。今年3月からは、クラウドファンディングや古本による寄付を通じて一般の賛同者の協力も得ながら、無電化地域に“あかり”を届ける「みんなで“AKARI”アクション」を開始している。

