≪インタビューシリーズ:脱炭素経営に歩み出した日本企業「丸井グループ」≫「RE100、ブロックチェーン技術も用いて再エネ調達」

丸井グループは7月、「RE100」へ加盟し、2030年までに事業活動で消費する電力の100%を再生可能エネルギーにすると発表した。「ENECT RE100プラン*1」のトライアルに参加し、再エネ電力の供給を受ける。

同社は小売とフィンテックを事業の柱とする。小売事業は近年、百貨店型から不動産型へビジネスモデルの転換(SC・定借化)を進めており、「売らない店舗」を目指すなど、大きな改革を続けている。そんな丸井グループに、再エネ電力100%を目指す理由をうかがった。

[画像・上:お話をうかがった株式会社丸井グループ ESG推進部長 サステナビリティ部長・戸井田 敦子 氏]

―再エネ電力100%を目指す理由は

丸井グループは現在、環境保全や社会課題の解決をビジネスと一体化する「共創サステナビリティ経営」の取組みを進めています。2016年にはESG投資の拡大を見据え、グローバルな視点で、中長期で対応すべき環境や社会の課題への取組みについて発信するためにESG推進部を設置しました。いざ世界に目を向けてみると、気候変動に対する関心が非常に高いということがわかりました。

当グループの年間電力消費量は2億㌗時とそこまで大量ではないのですが、気候変動に対しCO2排出が課題であるとしたとき、当社のCO2排出量約11万トンのうち8割は電力由来ですので、課題解決のために電力を再エネ由来に切り替えるべきだと判断しました。

―7月にRE100に加盟しています

3月にSBT(企業版2℃目標)認定を受け、次は再エネ導入を視野に入れていたのですが、日本では再エネ電力の調達が非常に難しく、調達方法を探るうちにみんな電力さんの「ENECT」を知り、サム・キミンズ*2さんのコメントにあるようにRE100の原則に沿う調達方法ですので、これならRE100を実現可能なのではないかと、思い切って手を挙げました。

RE100に加盟したことでグローバルでの知見を有する企業と、同じ志を持って協働する機会が格段に増えています。社会的なインパクトを一緒に作っていければと考えています。

ページ:

1

2 3
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Web版ログインページ
有料契約の方はこちらから
Web版ログインページ
機能限定版、試読の方は
こちらから

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る

プライバシーポリシー