≪特集「太陽光パネルのリユース・リサイクル」≫⑨白川商店:2019年台風被害を契機にパネルの受け入れ開始

【⑧平林金属より続く】

白川商店(福島県郡山市)は、金属スクラップ業を中心に産業廃棄物・一般廃棄物の収集/運搬/処分業を営んでいる。

[画像・上:ショットブラスト式の中間処理施設]

廃蛍光灯の中間処分許可を有しているが、LED化が進む中で蛍光灯に代わる商品として、構成部材がほぼ同じである太陽光パネルに辿り着いた。許可は昨年10月に下りていたが、台風19号の被害で設備修理を行うことになり、今年2月から受入れを開始した。

中間処理設備には、ショットブラスト式を採用している。自然災害による被害や撤去/取外し/運搬作業時の取扱いで廃棄されるパネルの多くは、カバーガラスが破損している。同社では、形状が崩れ、破損があっても処理が可能。また、ルーフィット設計型の四角形以外のパネルや、両面ガラスタイプのパネルでも連続処理できる。

橋本裕社長は、「大災害が続く中、自分で考え対応してきた。これからも固定概念にとらわれず、新たなことにチャレンジしたい」と意欲的だ。

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