安全性・高い充放電性能兼ね備える水系LiB開発【東芝】「燃えない二次電池」更に進化
- 2020/12/17
- 蓄エネ
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)12月14日付

東芝は、電解液に水を用いる水系リチウムイオン二次電池(LiB)の開発を進めている。今般、その開発において成果が発表された。 [画像・上:開発された水系LiBの概念図(提供:東芝)] LiBはミリ秒単位の応答性や高いエネルギー密度など、二次電池として優れた特性を持つ。その一方で電解質に可燃性のある有機溶媒を用いることが一般的で、安全性の確保が課題の一つとなっている。 LiBの安全…