「住宅の空調・給湯設備にまつわるメーカー-販売店-施工店の繋がりは、今後より密接かつ効率性追求が必要」【OMソーラー】ANDPADで各社間の業務フローを共有

OMソーラー(静岡県浜松市)は、太陽熱を利用する空調システムの開発・販売を行っている。主に新築戸建て住宅向けで、全国にある会員工務店に納めている。システム施工を担う協力工事会社とANDPADでのコミュニケーションを図り、業務の効率化のみならず、品質向上や営業戦略にも生かす考えだ。同社技術サポートセンター部長・阿久津弘行氏、リーダー・根木貴浩氏、森みずほ氏にお話を伺った。

[画像・上:「OMX」システム構成図]

OMソーラーシステムの開発・販売

当社は、太陽熱で暖房と給湯を行う「OMソーラーシステム」のメーカーとして、1987年に創業しました。自然エネルギーを活用し、地域の気候に合った快適な家づくりを推進しています。

製品ラインアップは、屋根の集熱パネルで空気を温め、冬は床暖房、夏はお湯採りに利用する「OMソーラー」をベースに、太陽光パネルで発電しながら、発電時に発生する熱も利用する「OMクワトロソーラー」、さらにヒートポンプと全熱交換換気システムを採用した「OMX」、ダクティングにより温熱環境を一年中快適に維持できる「パッシブエアコン」などがあります。「OMX」は昨年、国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択されました。

現在、北海道から九州まで約240社の取引工務店及び協力工事会社と取引しています。

ANDPAD導入の背景

システムを納めた会員工務店から、工事も含めて提供してほしいとの要望が増えてきました。施工を担当してもらう協力工事会社は、全国各地に点在し、販売数が増えてメールや電話でのやり取りでは非効率になっていました。また、弊社のダクト式エアコンは、特殊な工事が必要となるため、施工品質向上の狙いもありました。

導入メリット

昨年の11月から運用を始め、協力工事会社との間で、主に工程表や図面などの情報共有や連絡用に使用しています。図面はクラウド上にあるので、いちいち事務所に戻らなくてもスマホで確認でき、早くレスポンスいただけるようになりました。また、工務店からの情報や部材調達のタイミング、現場の状況などを共有でき、不要なトラブル回避にも繋がっています。

ANDPADを活用した業務フロー例

施工工事全体の把握もし易くなりました。現在、契約から完工まで月間約60案件、年間300弱あります。物件情報一覧で全体を把握し、絞り込みをかけて進捗を見ています。一つのプラットフォームにしたことで、他部署に関わる仕事を属人化させず連続性が理解できるようになりました。

さらにサービスの充実や、ペーパーレス、営業展開にも今後利用できたらと考えています。案件管理で住所登録すると日本地図上に案件のフラッグが立つので、エリアごとにサービス利用状況の分析や協力工事業者採用の目安にもなります。

導入までのご苦労は

実際の業務とANDPADの機能とを理解する必要がありました。何度もミーティングを行い、自社フローでやりたいことをANDPAD機能で実現する提案をしてもらいました。

導入にあたっては、各部門や外部の協力工事会社への説明会にもサポートしていただき、徐々に習慣化していきました。

今後の展開は
(向かって左より)OMソーラー技術サポートセンター部長・阿久津弘行氏、リーダー・根木貴浩氏、森みずほ氏

弊社ではカーボンニュートラル実現に向け、「All Time Real ZEH(エネルギー完全自給住宅)」の提案に力を入れています。「OMX」に太陽光発電、蓄電システム、空気清浄ユニットを組み合わせたものです。昨年来、コロナ禍の影響で移動できなかった中、お客様や工務店、協力工事業者とどうやって繋がるかが大事だと感じています。ANDPADを使ってみて、今まで以上に繋がることができるようになりました。

効率化できた時間を、品質の向上やサービスの向上・充実に充てていきたいと思っています。

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