【特集「全国小水力発電大会inとやま」】企業紹介:日本エンヂニヤ
- 2021/10/25
- 特集
- 新エネルギー新聞2021年(令和3年)10月25日付

日本エンヂニヤは、「小水力発電は除塵が成否の分かれ目です!」をキャッチフレーズに、小水力発電や農業用水取水に特化した除塵装置「JJSシリーズ」を手掛けている。ラインナップは、河川堰堤・頭首工設置の「JJS-A」、分水路や落差工設置の「同-B」、ヘッドタンクや沈砂池設置の「同-C」の3タイプ。
[画像・上:戸田饗の里公園小水力発電所に設置されたJJS-A]
最大の魅力は、無動力・無電源で除塵できる点にある。河川などから流れ込んだ落ち葉や土砂などによる取水口の閉鎖を防ぎ、安定した取水量を維持できる。また「同-C」は、さらに「逆流洗浄機能」により、継続的な取水が可能となり、発電量を大幅に向上させることができる。また、ゴミに起因する清掃負担や水車の修理費などのランニングコスト削減、据付工事の工期短縮といったメリットがある。
今年4月に運開した「戸田饗(もてなし)の里公園小水力発電所」(静岡県沼津市)に、「JJS-A」が採用されている。使用水量毎秒62リットル、有効落差61.7m、最大出力20kW未満の規模。雉ヶ尾の滝から公園内に流れる河川に設置され、除塵された水は発電、公園内の小川やトイレ洗浄水などに利用される。「運転開始以降、取水トラブルでの発電停止は起こっていない」と、運営にあたる沼津市の担当者から高く評価されている。また、「西粟倉村第二発電所みおり」(岡山県西粟倉村)には、「JJS-C」が採用され、7月から運開している。使用水量毎秒400リットル、有効落差66.43m、最大出力199kWとなる。さらに、富山県内でも年内納入の案件がある。
ブースでは、A型、C型の縮小模型を展示している。

