【年頭所感・2023年:企業⑳】谷本 秀夫(京セラ株式会社 代表取締役社長)「2023年 年頭所感」

2020年代は、AIとVRの時代と言われています。情報技術によって生み出された仮想空間の中で、コミュニティに参加し、商取引や金融取引が日常的に行われるようになる。このようなライフスタイルやサービスを実現するのが、世界中で建設が進むデータセンターであり、それを支えるのが、先端半導体です。

そのため、当社の半導体パッケージや製造装置用部品には大きな成長の機会があります。この成長の機会をとらえ、今後、さらに業績を拡大していくために、鹿児島国分工場での半導体製造装置用セラミック部品の生産能力拡大や、鹿児島川内工場での有機パッケージの増産、ベトナム工場の拡張など規模の大きな投資を行っています。

また、国内の新たな製造拠点として、長崎県諫早市に新工場を建設することとし、用地の取得を進めます。今後は、これまでにないスピードで生産能力を拡大していきます。

さらに、本年は新東京事業所を開設するなど、社員がさらに快適に過ごせる職場環境の実現に努めるとともに、社員全員にスマートフォンを配付し、業務遂行における利便性の向上をめざします。

このように、市場からの要求に積極的に対応し、魅力ある職場環境を整備することで、グループの成長発展を加速させ、新たな経営目標である売上3兆円の実現に向け、社員とともに邁進していきます。

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